構造
SE構法
SE構法では,反りやねじれなどの狂いが少ない『構造用集成材』を
強度測定した上で使用いたします。
独自開発の金具やボルトで柱と梁,柱と基礎をそれぞれ強固に接合
固定し,耐力壁には負荷を加えても元に戻ろうとする“復元力”が
強い合板を使用することで耐震性を担保します。
SE構法の主要な柱は,柱脚金物によって 木材の経年変化(木が痩せたりする等)にも
基礎に直接緊結しています。 決して緩まないSボルトが柱と梁を一体化し
(在来工法で使用するホールダウン金物は ています。
使用していません。)
このように基礎に直接取り付けています 。 SE構法は,接合部が強靭であることにより
柱と梁のみでゆるぎない強度の骨組みを
生み出すことができます。
筋交い等が一切なく空間演出に制限が
ほとんどありませんので思い通りの
形にできます。
【必ず構造計算をするのもSE構法の特徴】
構造計算をするということはどういうことか?
鉛直荷重・風荷重・地震荷重・層間変形(建物がどのくらい変形するか)・偏芯率(中心と重心のずれ)・剛性率(上下のバランスねじれに耐ええるか)を計算します。
すなわち,家にかかる力に対して構造物がどのように変形しどのような応力が発生するのかを計算し
それに耐えうる構造にすることです。