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康憲のブログ

いえ・もの・こと

2013/01/27 裏Y様邸見学会
 昨日・今日と竣工間際のY様邸をこれから弊社で家づくりをされる方をご案内しました。感想は大変

良好で、とても喜んでくださいました。また弊社の家づくりの新たな一面や今までやって来た事を再確

認して頂けたと思います。

 また外は雪が舞う寒い日でも、リビングに降り注ぐ日差しと電源を入れて数時間の蓄熱暖房機だけで

ホワーっと暖かいのを体験頂けたかなと思います。

 もちろん間取りやインテリア等々違いはいっぱいありますが、目指す処は同じです『気持ちのいい

家』。
2013/01/25 ホッと
 今日Y様邸に行きました。現場監督の宇根くんが床等を保護していた養生材を殆ど片付けて撤収して

くれた為、邪魔な物が殆どない状態でLDKの空間を確認する事ができました。もちろん自分が設計し

てY様に提案している訳ですから、その空間の雰囲気は解っていたつもりでしたが、やっぱり実物を確

認するまでは多少のドキドキはするものです。

 今日は特に天気も良かった為、大きな掃出し窓から日差しが入り込み、全体的に白っぽくコーディネ

ートされた空間がより明るく感じられ、またリビング中央の吹き抜けもとても気持ちが良く『ホッ』と

しました。

 またY様と話し合って考え、細かいディテールは宇根くんに任せた木+スチールの手摺も、とても雰囲

気が良くY様邸に似合っていました。

 残工事がもう少しありますが、ほぼ終わりに近づきました。最後までビシっとがんばります。
2013/01/24 う~んヤバいぞ
 ここ最近イヤな情報が入ってきます。それは材料の値上がりです。原油高の影響もありますが、それ

より為替の関係で輸入に頼っている材料の多くが春くらいから上がりそうなのです。一部には既に上が

り始めた物があったり、あがって無いにしてもこれから確実にあがるもの、そして材料そのものが手に

入りづらくなって来そうなものと、消費税問題より先に家づくりを進めるのに厄介な問題が出て来た感

じです。

 一昨年の東日本大震災の時もいち早く資材を確保する事によって、影響を最小限に留める事ができ、

お客様にも殆どご迷惑を掛けずに済みました。今回も市場の動向を見ながら、先行して資材を確保する

等の対策でなるべく影響を最小限に留めれる様にして行きたいと思います。
2013/01/23 完了検査
 本日Y様邸の完了検査があり、無事何事も無く合格となり「検査済証」を頂きました。何の問題も無

い確信もありいつも通りなのですが、やっぱり少しは緊張します。これで建築基準法上的には住める状

態となったわけですが、あと数日残工事をキッチリ行って引き渡しとなります。リビングの中心に吹き

抜けのある『気持ちいい家』がもうすぐ完成です。
2013/01/22 カーサブルータス
 『カーサブルータス』という雑誌をご存知でしょうか?住宅やインテリア・暮らし方等をテーマにし

た月刊誌です。この『カーサブルータス』ですが、年に1回「最強・最新!住宅案内」と称してこの1

年の間に建てられた個性的というか独創的な住宅が紹介される特集があります。その特集が現在発売中

の2月号なのです。

 この特集号は毎年買っているので早速購入して中をのぞいてみると。「んっ?何かが違う」「結構ま

ともなのが多い」今年は大人し目で、いつもの様なぶっちきぎり感があまり…。この号の楽しみは、ど

うやって住むんだと言う様な住宅を見るのが醍醐味なのですが、今年のは何かその辺にありそうな建物

が多く、そういう意味では期待外れでした。やり過ぎに気付いたのでしょうか?でも家づくりは自由だ

という事を象徴する様な本です。

 またこの号ではご当地鞆の浦や尾道の空き家再生・利用の特集もあったりして中々楽しく読めまし

た。

 現在発売中ですので、ご興味のある方は是非お買い求めください。また弊社の本棚にもありますので

お貸しする事もできます。
2013/01/22
 大きな『窓』が風や光を呼び込む。そよ風がほほを伝いやわらかな陽射しが降り注ぐ…。

 近代までの住宅でも例えば京の町屋でも農村の民家においても、家の中に風を通し、夏を涼しく過ご

す工夫がされていました。

 窓は現代の住宅においても重要な役割を果たしています。ただ現代の家で窓を十分活用できているか

といえば、そうでもありません。家が建てこんでいる地域ではどこにどんな窓を付けてどう風を取り込

むか。窓を設けてもプライバシーやセキュリティは保たれるのか。といったクリアすべき問題が有りま

す。これらの問題をクリアして効率的に風を通すことができれば、真夏は無理としても中間期はエアコ

ン等の空調に頼らず気持ち良く過ごす事ができ、省エネにもなります。

 実際には色んな諸事情で全てを満足させる計画をするのは難しいですが、私は常に自然の風と光を活

かした『きもちのいい家』をつくる事を目指しています。蒸し暑い夏は家じゅうにさわやかな風が巡

り、冬は家の奥まで光が差し込む家。地域や立地によって異なる風向きや風速・太陽の動きなどを考慮

した家の配置・形状そして『窓』によって「風の入口・通り道・出口」と「光の入口・通り道」をつく

り、住まいに自然エネルギーを取り込む事で健康的で心地よい室内環境をつくり出し、環境負荷も少な

く抑える事の出来る家。そんな家をつくりたいと思っています。
2013/01/19 地鎮祭
 今日は御調町のM様邸の地鎮祭でした。M様とはかれこれ2年以上のお付き合いです。2年ちょっと

前、事務所に急に来られて『家の相談をしたい』という一言が始まりでした。まず誰も住んでいない既

存住宅の解体をお願いされて施工させてもらった後から、新しい家の打ち合わせへと進んでいきまし

た。

 あれから約2年、色んな紆余曲折がありながらやっと今日という日を迎える事ができ、感無量です。

地鎮祭に向かう自動車の中で、これからの事を考えると同時に今までボツになったプランや打ち合わせ

の思い出等を思い出しながらハンドルを握っていましたので、結構遠いはずなのにいつの間にか到着し

た感じです。

 この家は、弊社のお薦めのSE構法+セルローズファイバー断熱の家で、空調機器が西日本初というち

ょっと特殊な物を採用しています。もしご興味がありましたらお問い合わせください。なかなか心地良

いと思います。

 これから数か月間頑張って良い家をつくれる様に頑張ります。
2013/01/18 イメージ先行にご用心
 住宅雑誌を見ていると色々な言葉が溢れています。『家族の気配が感じられる』『東大に行く子はリ

ビングで勉強している』等々。その言葉と幸せそうな家族の写った写真を見て、頭に中で自分に置き換

えて考えて、自分が家を建てる時には絶対やるんだと心に決めてイザ家づくりへ。

 確かに本を参考にして、自分たちの家を想像するというのは、大切な事ですが、ここで注意しなけれ

ばならないのが、上記の様な耳触りの良いキーワードに引っ張られ過ぎて、自分達には不必要な物であ

ったりこんなはずでは無かったと後悔してしまう間取りになってしまう様な事です。

 これは自分達が家を建てる目的を始めとして、何が必要なのか、どんな暮らしがしたいのかといった

様な思いより、素敵な住宅雑誌の『写真』と『キーワード』によって植えつけられたイメージが先行し

てしまったが故に起こりうる事です。

 自分の新しい暮らしを想像する作業は楽しいかもしれませんが、同時に色んな所から入ってくる情報

をふるいに掛ける作業も行い、本当にやりたい事・必要な事を見極めていく事が大切です。
2013/01/18 寝てしまいました。
 昨日は入浴後一息ついた辺りからの記憶がほぼありません。ハッと目を覚ませば午前2

時。また寝てしまっていました。うたた寝の傾向を考えるとどうも木曜日辺りにどうにも

ならない眠気に襲われるようです。いつもより1時間分は余計に寝てる訳ですから、今日

はしっかり頑張らないと。
2013/01/16 NTT問題解決しました
 昨日書いたNTTの件ですが、本日解決しました。というのも昨日ブログに書き込む前にNTTに何

度連絡をとっても連絡がつかなかったので、やむなくメールで状況報告をして午後10時過ぎに自宅に

戻ったのですが、何と午後10時45分くらいに電話が掛ってきて説明を受けました。

 これでやっとわかったのが、こちらは設定までお願いしてたつもりだったのに、家に来られたサービ

スマンにはその内容が正確に伝わっていなかった事が原因でした。この電話でお互いの行き違いが解っ

たのでわだかまりは解けたのですが、ここで一つだけお願いしました。それは来られるサービスマンの

方にキチンと身分証明書等の提示をして欲しいという事でした。今回そういった事が無かった事に加え

て、来られた方が眉毛を細めに剃っていて、尚且つ少し強面(失礼!)だったので、家内も質問等何も

出来なかったらしいのです。私の様に垂れ目でポワーンとしている顔を見慣れている家内からすれば怖

かったのかもしれません。顔の事はさておき、最低限名刺等を提示してくれるなり、ちゃんとNTTか

ら来てますよというのを見せて欲しかったです。

 これは私共も気を付けなければならない事で、リフォーム等の相談でお客さまの家に上がらなければ

ならない事も多いので、今まで以上にシッカリとしようと思うのでした。
2013/01/15 どうなっているんだNTT
 今日は事務所でこのブログを打っています。いつもは寝る前に一人になった状態で一日

を思い浮かべたり、翌日の事を考えながら書いたりしているのですが、今日は家のパソコ

ンがインターネットに繋がらないらしいので仕事終わりに事務所で書く事となりました。
 
 というのも年末にNTT西日本より新しいサービスの『隼』を変えたらどうかという勧

誘を受けて本日サービスマンが来て、新しい機器に繋ぎ直した後、ネットの設定ができな

かったらしいのです。何回かチャレンジした後、繋がらないのでこのCD-ROMを置い

て帰るので設定してみてくださいと言って帰っていったらしいのです。うちの家内が何度

か挑戦したらしのですが、プロがやって無理なものを素人がやっても…。

 天下のNTTが何をやっているんだ。応対したのが女だったから手を抜いたのか?次の

家に急がなければならなかったのか?いづれにしても対応が悪すぎる。

 家内から相談を受けたのが遅かったので、明日は朝からNTTに電話しなければなりま

せん。朝からクレームみたいな事を言うのはこちらの気が滅入ってしまうのでやりたくな

いが、このままじゃ家で仕事をする時に自分も困ってしまうし。

ちゃんとしてくれよNTT。
2013/01/14 はじめてのおつかい
 今日は仕事のキリの良い所で終業しいつもより早く帰宅しました。次男(8)が『はじめてのおつか

い』を見ていました。『はじめてのおつかい』と言えばもう20年以上続く名物特番です。放映が始

まった当初から私の両親がニヤニヤウルウルしながら見てた記憶があり、私も何となく見ていたと思

います。これがここ最近(自分の子供たちがTVに出ている同い年くらい)は放映していると思わず

見入ってしまいます。さすがにウルウルはしませんが、小さな子供達が一生懸命おつかいする姿を見

ながらニヤニヤしている自分がいます。自分も年を取ったのかなと思うと同時にこれが両親や祖父母

が見入っていた感覚なのかと思う今日この頃です。

 若干気になる所もありながら、予測不可能な子供たちの動きに今後も目を細めてしまうと思いま

す。
2013/01/13 毎度のことですが
 年末に腹立たしい報告がありました。それはゼロエネ住宅支援室からの一通のメールでした。その内

容は昨年7月に申し込み、落選したゼロエネ住宅の採択通知でした。どうも色々な理由で辞退者が続出

し、弊社が提出していたY様邸がに権利がまわって来たようです。

 この補助金付きゼロエネ住宅はモデルハウスや着工予定物件でも申し込めたので、申込み予想件数の

数倍の応募があり、ゼロエネ達成率の良い方から順番に採択されたのでY様邸は選から漏れていまし

た。といってもY様邸が性能値が悪かった訳では無く、採択されたモデルを見てみると、コンパクトで

凸凹の無い平面プランで太陽光発電パネルを多く載せ易い片流れの屋根を有した住宅が中心でした。Y

様邸の場合は、規模や建物形状・屋根形状からすると不利なのは重々解っていたのですが、Y様の強い

希望と自分自身の今後の勉強の為と思い、急きょ提出期限まで10日を切った辺りから1週間で私のブ

レーン達の力を借りて書類をまとめあげて提出しました。

 今回のように1度落選した物が復活採択された経験はありませんが、最近の国土交通省や経済産業省

の行う住宅関連の施策は詰めが甘いというか自分達の管理のし易さだけを考えた様なものが多いように

感じます。そのような事だから「こういう風に書けば認可を受け易い」と「これを書いとけばポイント

が高い」「どこどこの断熱フランチャイズに入ってそこの仕様で書けば良いらしい」と言う様な話が

次々出て来て、まるでどこかの受験や就職面接の様な感じになってしまっています。本来その趣旨に賛

同し、本気で取り組もうとしている施主や建設会社が採択されやすい様にリードして行くのが本来の行

政の仕事だと思います。

 来年度予算も同じようにつくらしいのですが、その辺りを改善していって欲しいと思います。新しい

情報が入りましたら、またご報告致します。
2013/01/11 吹き抜け
 吹き抜け空間は人気も高く多くの方がやってみたい間取りの一つです。しかし反対に暖房が効き辛

い、2階の生活音が1階に筒抜けになるといった意見もあります。ただ吹き抜けは開放感もあり、採光

や通風経路の確保に使えばパッシブデザイン設計上非常に有効な手法となります。

 夏は吹き抜けとシーリングファンを利用して、1階の掃出し窓等から取り入れた風を2階の窓から排

出して風の流れを生み出し冷房をなるべく使わない様にする事ができますが、デメリットとしては住宅

雑誌や住宅関連のインターネットサイトを見ても吹き抜けの悩みとして一番多いのが『寒い』や『足元

が冷える』という意見があります。

 であれば吹き抜けの長所も生かしながら、冬場をどう乗り切るかという事になります。まずは大前提

として高断熱仕様にしなければなりません。これはいくら高性能のエアコンがあったとしても、断熱性

能が悪ければ、折角の暖かい空気が外部へ放熱してしまいます。また暖房機器もエアコンよりも床暖房

や蓄熱式暖房の様な輻射暖房の方が相性が良いと思われます。ただここで気を付けなければならないの

が床暖房等を使う場合でも、2階のエアコンを作動させた方が、効率的に全体を暖房でき温度のバラツ

キも少なくする事ができます。2階のエアコンを運転せず2階の温度が低いと、1階の暖気が上昇し、

今度は2階で冷やされた空気が1階に下りてくる『コールドドラフト』が生じてしまいます。冷たい空

気の気流が発生し不快な環境になってしまいます。またエアコンも間欠運転(エアコンの必要な時間帯

だけ運転)するより、弱くとも連続運転をした方が温度差が少なく快適な環境にする事が出来ます。

 吹き抜けもその特性をよく理解して設計すれば、何物にもかえ難い気持ちの良い空間を作る事ができ

ます。始めから毛嫌いせずに選択肢に加えてあげるのも良いのではないかと思います。 
2013/01/10 最後の追い込み
 引野町のY様邸が現在仕上げ工事の真っ最中です。以前にも書いたのですが、現場が終わりに近づい

てくると、色々な事が思い出されたりしてだんだん寂しくなってきます。Y様の奥さんにも年末のお打

合せの時に『決めていく事がだんだん少なくなってきて、打ち合わせがもう少しで無くなってしまう。

もう少しで卒業だ。』と言う様な事(一部記憶で書いています。)を言われましたが、私の気分も正に

そんな感じなのです。やはり一つ一つの家に思い入れがあるので一つの現場が終わりに近づくと寂しさ

を感じるわけです。でもその先には色々悩みながら考えながら建てた我が家に入居され、新しい生活が

始まるのでお客さまからすると、寂しいかもしれませんが楽しく快適な暮らしが待っているはずです。

 その新しい生活をより快適に暮らせるよう、最後まで気を引き締めて施工させて頂きます。
2013/01/09 偏屈な私
 とにかく私の廻りにも『アイフォン』を持たれている人が多い。弊社のお客様でもかなりの割合で

『アイフォン』所有率が高いように思います。しかし私は違います。確かに『アイフォン』のデザイン

は秀逸で、世の中に出回っているスマートフォンの中でも一番のグッドデザインだと思います。

 が、私は人とかち合うのが昔から嫌なので、欲しいなと思いながら別の機種を使っています。ドコモ

の『F-12C』という機種でグローブトロッターのヴァルカン・ファイバーを模したボディを持つコンパ

クト・軽量のスマートフォンなのです。デザイン的には若干不満もありますが、それより人とバッティ

ングしない方を選んでいるのです。

 こんな面倒くさい性格は小学校の頃からで、中学生の頃には一人で神戸の三宮高架下まで行って服や

持ち物を買って帰っていました。今でこそ着る物が人とバッティングするのがイヤだという人は増えま

したが、私が学生の頃は、友達同士は同じような恰好をする人が多かったので不思議でしょうがなかっ

たのを覚えています。

 こんな正確な私が設計しているものですから、一つの家のどこかには、オリジナルであったり弊社以

外はこの辺りで使っていない素材を使ったりしてお客様の個性を表現しようとしてしまいます。ただ長

く住まう家ですから、あまり主張し過ぎない様に心掛けています。

 ちょっと?個性的な家を建てたい方は是非ご相談ください。
2013/01/08 年始の挨拶
 昨日から協力業者さんや建材屋さん・メーカーの営業マンの方々が入れ替わりで年始の挨拶に来られ

ます。1年の始まりの挨拶を交わす慣例はとても良い事だと思います。が急ぎの仕事や時間の区切りが

有る仕事をしていると、勘弁して欲しいと思う事も有りますが、誰も来ない会社よりは良いと思って、

出来る限り応対して、お互いの今年の飛躍を期します。取りあえず電話で簡単な挨拶を交わしてまた後

日来られる方も多いので、今週中はまだまだ飛び飛びながらも年始の挨拶の来客があるでしょう。でき

たらその時の私の顔色を察して、バタバタしてそうだなと感じられたら、早めに世間話等を切り上げて

頂けたらと思うわけです。ただいいお話だったら別です(キャンペーン情報等)のでお客様が喜ばれそ

うな情報があれば、エンドレスとします。

 皆さん今年もお客さまの為にご協力宜しくお願いします。
2013/01/07 中島建設の仕事始め
 本日より2013年の中島建設が始動しました。神社でのお祓いの後、各自の仕事へ。私自身は4日

から仕事をしていたのですが、他の皆は今日が初仕事です。休み中に会社に来た年賀状もある程度見て

いたのですが、改めて1枚1枚見てみるとOBのお客さんからの年賀状がチラホラ。建てさせて頂いた

頃には小さな赤ちゃんだった男の子がいつの間にかお兄ちゃんになっていたりランドセルを背負ってい

たりと、時の流れを感じさせられます。また『とっても快適です』『リビングの前のウッドデッキでB

BQ(バーベキュー)をするので是非来てください』『この年末もほとんど暖房付けなくて済みまし

た』等々のコメントを読ませて頂くと、年初めからとても嬉しい気分です。これからも引き続きそうい

った事を言って頂ける様に誠心誠意頑張って、会社一丸となって同じ目的に向かって精進です。
2013/01/06 いよいよです
 明日1月7日から2013年の仕事始めです。朝一番にお宮参りに行きお祓いを受けてから仕事スタ

ートです。私はと言うと4日から仕事を始め、今日も明日の準備や現場監督等への指示内容の考えたり

していたので、ウォーミングアップは十分です。スムーズに仕事に入っていけると思います。この期間

無しで皆と一緒に仕事に始めると調子に乗れず、午前中は空回りの様な状態になってしまう事が多いの

です。

 2013年もお陰様で年明けから着工の物件、竣工間近の物件、見積もり中の物件、プランニング中

等々、お仕事をさせて頂いております。現在に甘んずる事無く、日々勉強、研鑽で個人・会社共々進化

して行かなければなりません。
2013/01/04 仕事始め
 2013年今日から始動です。会社的には来週7日からですが、リハビリ・試運転の意味を込めて今

日から動き始めました。実質的に3が日のみ休みだったのですが、その3日間も正月行事や年賀の来客

等で殆ど潰されてしまいました。高校の同窓会もあって行ってみたかったのですが、残念ながら行く事

は叶いませんでした。私が学生だった頃に比べると、来客等もかなり少なくなって来たのですが、それ

でも間をあける事無く誰かしら来られます。昔はうちの親戚はいったいどんだけいるんだと思っていた

事を思い出します。

 午前中は正月休み中の現場パトロール?に廻った後、午後から本格的に事務仕事。休み明けのしょっ

ぱなは通常中々調子に乗れないのですが、今年はスーっと仕事に入っていけました。

 この調子で仕事をこなしていければと期待しています。

 皆様本年も宜しくお願いします。
2013/01/01 あけましておめでとうございます。
 2013年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

 お雑煮・おせち等食べ過ぎない様お気を付けください。
2012/12/31 大晦日
 本日の午前中をもちまして無事本年中の仕事が終わりました。昨日決めきれなかった打ち合わせ内容

について、朝9時に現場に集合しました。先についてみると既に現場内に車が1台、誰かと思えば内装

屋さん。予定のところまで終わらなくて今日も出勤してくれたみたいです。本当にご苦労様です。

 打ち合わせが終わって帰りがけに以前施工させて頂いたお客様の所へカレンダーを届けに伺いまし

た。本来もっと前に届けるべきだしそのつもりだったのですが、バタバタしている内に大晦日になって

しまいました。世間話や建築中の昔話をしている際に、とても満足していますというお言葉を頂き、2

012年最後の日に最高に嬉しくなりました。

 来年もまた同じようなお言葉を頂けるように頑張ります。そして勉強・研鑽です。全ての面で今以上

これまで以上を目指していこうと思います。

 それではみなさん『よいお年を』。
2012/12/28 仕事納め
 本日をもって平成24年の会社としての業務は終了しました。でも私個人は30日までお打合せの予

定が入っているので、私の仕事納めはもう少しお預けです。しかし他の社員は事務所の清掃・個人の机

廻りの掃除を行っていたので、自分だけ掃除も何もしないという訳もいかないので、私も机廻りの清

掃・片付をしました。溜まりに貯まった書類等を保管するもの捨てるものを分けていると、やろうと思

いながら出来なかった事、来年こそはやりたい事等々な色々考えが頭の中を巡り、中々片付が進みませ

んでした。

 解散の時間が近づいて来たので片づけを途中やめにして、この1年気になった事、来年してもらいた

い事、改善してもらいたい事等を個別に伝えて、本日の会社としての業務を終了しました。今日伝えた

事をどう考え、どう進めていってくれるか、楽しみであり不安でもあります。

 来年はすべての面で今年よりは進化した中島建設となれるように頑張ります。と今年最後の様な書き

方をしていますが、私には明日も明後日も仕事がありますので、今日はこれくらいにしておきます。
2012/12/27 復活
 ここ2日間程ブログをさぼっておりました。年内にお見積もりを出すお約束をしていま

したので、連日午後11過ぎまで見積書と格闘していましたので、それから遅い夕食とお

風呂に入った後でとてもブログを書けるような状態ではありませんでした。これも体調を

崩しそれが長引いた為に中々思い通りに進められなかったからです。皆様も特に年末です

し体調には気を付けられてください。

 その見積ですが、弊社の家づくりはメーカーや建材屋さん・協力業者さんに各見積を

「宜しく!」と見積してもらって、それをまとめるだけという様な事は無く、既製品とオ

リジナルの造作との組み合わせをよくやるので、見積をする用の図面やスケッチを書いた

りした上で積算するのでどうしても手間も時間も掛かってしまいます。

 ただそれを嫌がっていると弊社の家づくりでは無くなってしまいます。今後とも手間は

掛かっても、お施主様にとってのオンリーワンの家づくりを実践するために頑張ります。

 Y様の奥さまへ、ブログ復活しました。こんなので宜しかったでしょうか?それでは年

末最後のお打合せ、宜しくお願いします。
2012/12/24 サンタさんの字
 この3連休の間、打ち合わせの時間を除いて事務所で見積もり等の仕事をずーとしたお陰で、何とか

ほぼ目標の辺りまでの仕事が進んだ。でもまだまだやる事があるので気を抜くわけにはいかない。年末

までできる限り色んな事を進めて新年を迎えねば。

 今日の現場打ち合わせの際、現場でY様を待ちながら板金屋さんと話していると、板金屋さんに一本

の電話が。やさしい口調でしゃべっているので直に子供さんからだとすぐ判る。電話を切った後、どん

な話だったのと聞くと、子供さんが起きるとクリスマスプレゼントが置いてあり、サンタさんからのメ

ッセージカードが付いていて、そのメッセージカードの字がお父さん(板金屋さん)の字に似ていると

いう報告の電話だったらしい。そこでお父さんは子供さんに言った言い訳が「サンタさんがお父さんの

体に乗り移って書いたのかなあ。」って、サンタさん怖いよ。サンタさんが幽霊かのようなすごい返し

を聞いてしまいました。

 我が家では父抜きのクリスマスが無事滞り無く終了したようです。
2012/12/23 いったいどうなるんだ
 自民党税調が住宅ローン減税3年延長の方針を固めたとの報道。まだ正式な自民党政権になったわけ

でもないのに、先日から色んな報道が。減税の延長は消費増税の負担軽減の為らしいが、安倍さんは先

日も景気が上向かない限り消費増税はしないと言っていたはず。他にも消費増税の影響緩和の施策が

色々と検討されているという話である。どうも増税ありきで話がどんどん進んでいる感じがする。

 もし本当に増税する場合でも、住宅建築というのは家電業界等にもえいきょうするくらいその影響範

囲が広いので、増税不況をなるべく抑えられる様によく考えてもらいたいと思う。またその軽減策も省

エネ性や耐震性に優れている住宅はより軽減率が大きくなるという様な策を採用して欲しいと思いま

す。

 これからも色んな報道がされると思いますが、注視して皆さんにもお伝えしようと思います。
2012/12/21 長期優良住宅
 弊社の建てている多くの住宅は長期優良住宅仕様です。長期優良住宅の申請をするかしないかの違い

くらいです。弊社の場合は長期優良住宅の認定制度の始まった初年度からずっと続けていますので、慣

れているし苦も無いのですが、どうもまだまだ一般には浸透していない様です。

 長期優良住宅は本来中小工務店・建設会社の建てる家のビルドアップを目的として始まったはずなの

ですが、中小工務店・建設会社の長期優良住宅の採用率は数割に留まっています。片や大手ハウスメー

カーは既に半分以上が長期優良住宅となっています。確かにハウスメーカーの場合は長期優良住宅の認

定も型式認定といって事前に想定される建物のタイプを申請している為、申請に掛る手間時間は非常に

少ない様です。

 お上の推進する制度に乗らなくても、良い家を建てればそれで良いと思いますが、それはあくまでも

長期優良住宅レベル以上の建物を建てるだけの技術力や知識がある事前提だと思うのです。そんな制度

なんてと言っている内にどんどんハウスメーカーに自分達のシェアを食われ、文句を言ってもそれはた

だの負け犬の遠吠えだと思うのです。

 長期優良住宅の仕様は数年後の業界のスタンダードとなって今度はそれ以上の仕様にしていこうとす

る流れがまた来る事となると思います。日々様々な勉強・研究をして常に一歩先を行ける様にこれから

も頑張りたいと思います。
2012/12/20 年末・年始
 年初めのカレンダーが良いのか悪いのか、通常仕事始めの5日が土曜日になっているた

め弊社では7日を仕事初めとしました。5日にしても良いのですが、建材屋さん協力業者

さんから届く来年のカレンダーを見ると多くが7日からとなっている為、5日に事務所を

開いていても電話もおそらく殆ど無いだろうし年始の挨拶も非常に少ないと予想されたか

らです。

 というわけで、弊社の年末年始のお休みは12月29日~1月6日までとなります。

 しかし私個人はやらなければならない仕事やこの休みを利用してやろうと思っている事

があるので、三が日以外はたぶん事務所にいると思います。それと現場に状況確認をしに

行っているくらいでしょうか。

 もしご相談事がある場合も事前にメール等をして頂ければ対応できると思います。

 よく正月くらい子供と遊んでやれと言われますが、子供の方もいとこや友達と遊んだ方

が楽しい様なので私は仕事します。

 また巷では3連休と言われている今週末も打ち合わせとたまっている仕事をやっつける

為、事務所に籠っていますので打ち合わせ時間以外であればご相談等の対応ができますの

で、ご遠慮なく連絡ください。 
2012/12/20 あー寝てしまった。
 現在午前4時。考え事をしてたら寝てしまってました。改めて寝ます。
2012/12/18 消費税
 先日に日曜日に行われた衆議院選挙は大方の予想通り自民党の圧勝という結果になりました。来週に

は安倍総理大臣の誕生です。安倍さんは以前から今の経済状況下では消費増税は不況がより深刻になる

だけだ、景気動向を見て判断すると言い続けていました。私も全くその通りだと思います。今の状況が

続く限り消費税率を上げる事は自殺行為だと思います。これからの政治を注視していかなければなりま

せん。また増税の前にやらなければならない事を徹底的に行わなければ、国民の理解も得られないし民

主党の二の舞になるだけだと思います。

 現在家づくりを考えられている方は、一生の事ですからその動向も横目で見ながら増税前に駆け込み

で契約や購入する事なく、ゆっくり考えながら家づくりを進めるのも良いと思います。

 まずは安倍政権のお手並み拝見です。
2012/12/17 仕事柄
 私は仕事柄、建物や土地が非常に気になります。例えば解体中の建物や造成中の土地を見かけるとど

うなるか気になりますし、造成の仕方から何が建つか予想したりします。また面白そうな土地だとまだ

見ぬお客さまの家を勝手に妄想したりしています。建物に関しても最近の建物も気になるのですが、そ

れ以上に気になって調べたくなるのが、築後数十年以上経った様な建物でその形状が独特のものです。

 古民家は外観間取りも同じような建物が多く、個人的に好きというだけで想像力を奮い立たせられる

様な事は無いのですが、たまにどうしてこのような場所にどうしてこんなデザインの建物を建ったのだ

ろうかと考えさせられるものがあるのです。福山市内の歴史的な建物にも載っていないし人に聞いても

履歴を知っている方がいらっしゃらなかったりとより謎が深まってしまいます。中にはなんて事のない

住宅なのに、よく見ると細かい所にものすごく手間が掛っていて今同じ事をしようとすると時間もお金

も掛りそうなディテールも見る事ができます。

 以前からそんな建物が解体される前に写真に撮って皆さんにご紹介したいなと思いながらはや数年。

中々できません。でもいつかやってみたいです。はい。
2012/12/15 一週間
 怒涛の1週間が終わりました。『千田の家』の完成見学会が終わった後の片付に始まり、残工事・追

加工事の打ち合わせ、年明けからスタートする新プロジェクトの契約と打ち合わせ、進行中のお客様と

の内装打ち合わせ、そして見積もりと見積もりの為の打ち合わせ、それとOBのお客様からのご相談

等々。体調が100%で無い事もあり少し休みたかったのですが、そんな事を言ってられない位動き続

けていました。

 さすがに今日はいつもより少しだけ早く帰らせてもらって、体を休めています。明日も少しだけ長め

に寝て充電した後、年末に向けてもう一度ギアを入れ直して、遅れ気味の仕事を処理すべく頑張りま

す。体調を崩してなければもう目標はクリアしていたかもしれません。皆さまも体に気を付けられて元

気に年末年始をお迎えください。
2012/12/14 施工の考え方
 昨日は建築関係の本を読みこんでいて、眠くて読めなくなってきたと思って時計を見ると午前1時を

回っていました。あまりの眠さに歯磨きだけしてそのまま布団の中へ潜り込んでしまいました。このと

ころチョイチョイサボってしまっています。ズルズルと行かない様に気を付けねば。

 私の設計方針はちょくちょく書かせて頂いていますが、今日は施工方針について書こうと思います。

弊社は木造住宅だけでなく、RC造や鉄骨造等も依頼があれば出来る様な体制を整えています。いわゆ

るゼネコン(総合建設業)スタイルです。私自身も神戸での修業時代はゼネコンに入社して、巨大建築

物(美術館:延床20,000㎡)から小型の鉄骨造の建物まで手掛けてきました。片や木造住宅しか

施工されない建設会社・工務店さんもあります。

 どっちが良いとは言いませんが、私の感覚としてはゼネコンの人達(現場監督)は基本的に木造を簡

単に考えて少し小馬鹿にしている処があります。一方木造住宅ばかりしている会社は、現場監督という

名の段取り屋さんの元、大工さんを始めとする職人さんに任せっぱなしで細かい納まり等を検討してい

ない様に見受けられます。

 一通りしてきた私からすれば、木造は奥が深いし難しいと思っていますし、もっともっと良くなる余

地が残っていると思っています。その中で弊社が木造住宅だけでなくRC造や鉄骨造も施工できる体制

をとっているのは、以前からやっているからとか弊社のお客様である日本化薬さんの工場を手掛けてい

るいう事情もあるのですが、それ以上に会社としてもスキルや知識を高めたいという思いがあります。

私が神戸時代に手掛けた西日本最大の美術館等に使われている技術・素材等は、現在弊社の中心である

木造住宅にそのまま使えるのかと言えば、使う所はほぼ無いのですが、無駄になってはいません。その

時の経験・知識が今の私の血となり骨となり、形を変えて現在もしっかりと役にたっています。またそ

の時の経験が、同業者の方からの相談に対する答えやヒントとして弊社の為だけでなく役に立っている

と思います。

 これからもお互いの相乗効果の為にも、木造住宅だけでなくお客様のご要望に応えて様々な工法に対

応していきたいと思っています。
2012/12/12 いつもの事ですが
 私にとってはいつもの事なのですが、お客様と打ち合わせをして仕様を決めてから見積もりをしてい

る最中に、新たな事を思いついたり、建築雑誌等で見積もり中の物件に合いそうな材料や新しい素材や

興味をそそられる素材を見つけてしまうと、検討を始めてしまいます。そのような場合は予算的な問題

等で結局採用できない事も多いのですが、後で後悔したくないのでどうしても時間のロス承知でしてし

まうのです。これは私が買い物する場合、服にしても雑貨・家具にしても目ぼしいお店を全て廻った後

に購入する方法と一緒です。学生時代一つの買い物をする為に、原宿~青山~渋谷~代官山~恵比寿、

渋谷に戻って銀座や新宿・下北沢まで欲しい物が有りそうな所を丸一日掛けて廻っていたのを思い出し

てしまいます。さすがに現在はそこまではしないですが一通り検討しないと気が済まない面倒くさい性

格は未だに変わっていません。

 これだから余計に時間が掛ってしまいお客様にご迷惑を掛けてしまうので程々にしなければ。
2012/12/11 ラストスパート
 完成見学会も無事終わり、騙し騙し何とかしてきた体調も今日くらいからやっと体が思い通りに動け

るようになって来ました。これから年末に掛けて、年明けからは初めての出会いから2年越しのプロジ

ェクトもスタートするので、それの準備と計画中のお客さまの見積もりを急いで仕上げてしまわなけれ

ばなりません。体調の事もあり、中々調子に乗って仕事が進まなくてご迷惑をお掛けしていましたの

で、体調が戻ってきたからには精一杯やらなければ。今年もあと3週間、ムチ入れますよ。
2012/12/10 完成見学会終わりました
 昨日2日間行った『千田の家-ビルトインガレージのある家』の完成見学会が無事終わりました。雪が

降ったり強風の中お越しくださった新規のお客様、計画中のお客様、施工中のお客様、OBのお客様、

そして大切なお住まいを弊社の見学会の為に貸してくださったN様、ありがとうございました。昨日お

礼をブログに書こうと思っていたのですが、体調が少し悪かったのもあって、完成見学会が終わった安

心感からか、ドッと疲れと眠気に襲われ、夕食を食べた後しばらく放心状態で何もできませんでした。

 この度は、寒さからかいつもより来場者は少なかったのですが、来場された方々には満足して頂けた

のではないかと思っています。

 どの物件にも言える事ですが、この度のN様邸はN様ご家族の為だけに設計し施工させて頂いたお住

まいです。他の誰の為のものでもありません。要はN様ご家族に満足頂ければ成功だと思っています。

今後ともお客様の夢・要望等を実現させる為に、精一杯考えたプラン・アイデアの詰まったお住まいを

提供していこうと思います。
2012/12/08 『千田の家』完成見学会 1日目
 今日は『千田の家-ビルトインガレージのある家』の完成見学会でした。朝準備している時から冷たい

風が吹き、なんとなーくヤナ予感。午前中は近所の方を中心にパラパラ。午後からやっとお客様が連続

して見学に来てくださりました。

 皆さん木製オーバースライダーの存在感・カッコよさに感嘆の声、そして中に入られるとセルローズ

ファイバーの断熱性能を発揮した暖かさにびっくりされていました。

 その中で一番嬉しかったのは、デザインにこだわって頑張っていらっしゃる某社で建てられた方がお

越しになり、弊社で建てれば良かったとのお言葉を頂いた事です。弊社の事を知られたのが、既に某社

で着工した後で、ずーと気になっていたそうです。今回意を決して見学会にいらっしゃり、正直に既に

家を建てられた事を申告してくださった上で、上記の様な事を言ってくださったのでとても嬉しく思い

ました。その方が仰るには木の使い方のセンスが良いそうです。確かに私がポイントに木を使う際、素

材感や色、全体に占める木の量は結構気を使って採用しています。

 明日の寒いですが、家の中はポカポカしていますので是非お越しください。宜しくお願いします。
2012/12/07 明日は完成見学会
 昨日はブログを書こうと思いながら、寝てしまいました。どうも先週風邪を引いたのをきっかけに気

管支炎の様な状態になってしまい、空咳が頻繁に出て苦しかったので咳止めを飲んだところ、これが眠

気を誘発する様で眠くて眠くて、後ろ髪を引かれながら寝てしまいました。今日も咳が残っていますの

で、明日・明後日の完成見学会に万全の体調で臨めるように、薬を飲んで早く寝る事とします。

 ガレージのある家にご興味のある方は、是非お越しください。お待ちしております。
2012/12/05 不惑
 今日は明日の打ち合わせの為の資料をつくる為に、いつもより1時間多めに11時まで事務所で仕事

をしていました。30代前半の頃だと何の苦も無く日が変わるまで仕事をする事もあったのですが、最

近はその時は大丈夫でも次の日が辛かったりするので、なるべく10時には帰る様にしています。

 何と言っても私も今年の6月に大台の40歳になってしまいました。いわゆる『不惑』です。『不

惑』と言えば「四十にして惑わず」で物の考え方に迷いが無くなる年となっていますが、私の場合はど

うも『不惑』とならない様で、今日も東京のある建材会社からメールが入って来ていて、新商品を開発

した連絡でした。この会社は小さいながらも色んな特許を取得しているアイデアマン社長がいる小さな

会社で、以前連絡を取った時に、考え方が近く話が盛り上がった記憶があります。

 その社長から弊社にあった商品を開発したからどうですか?というメールだったのですが、これがま

た私を惑わせるに十分な感じで、早速詳しい資料等を取り寄せて検討してみたいと思っています。

 基本的な家造りのコンセプトに関しては惑う事は無いですが、それをより良く実現できる素材・工法

等は今まで通りの探究心で良い物を探して惑い続けようと思います。
2012/12/04 本望 partⅡ
 先週土曜日の晩に9月に完成見学会にご協力頂き、引き渡しさせて頂いたU様邸にお伺いしました。

外は風も吹いており寒い日だったのですが、玄関を入るとほわっとしているのです。少し前に床暖房を

入れたばかりらしいのですが、全然寒くありません。

 2階のリビングに通して頂き、近況や昔話に花を咲かせていると気付けば午後10時。2時間もお邪

魔しておりました。

 住み心地も満足して頂き、家の周りの隣地の樹木を借景に取り入れたプランと窓の配置が奥様のお気

に入りで、木々にとまりに来る野鳥を見るのが楽しいそうです。

 ご夫婦の笑顔を拝見していますと、自分のした仕事が人の幸せに少しでも力になっているのかなと思

うと本望に思います。
2012/12/03 本望です
 先週の土曜日にN様邸のオーバースライダーが付いた事は、宇根・小野田両氏のブログでも触れられ

ており、N様が大変喜んでくださった事は土曜日の夕方報告を受けて、私自身もホッとし嬉しかったで

す。実は私自身もN様が戻って来られる少し前に現場に行って、仕上がり具合を確認していたのでし

た。ですからN様より先に見て一人ニンマリしていたのです。

 やっぱりその家の顔となる物ですから付くまでは多少の心配はしていましたが、キッチリと納まった

のを確認できた時は安心しました。それと全体のバランス(素材感や色・寸法)も思っていた通りに仕

上がっており、厳しい敷地条件(敷地形状に加えて建蔽率・容積率・軒高の制限が厳しい)の中で最大

限N様のご要望を実現する為に考えた甲斐がありました。

 N様にも大変喜んで頂いて、設計・施工者冥利に尽き本望です。

 こんなN様邸、完成見学会にお越しください。お待ちしております。
2012/12/02 師走
 昨日夜、家のパソコンでブログでも描き込もうかと思っていると、家内がパソコンで何か一生懸命操

作しているので、何をしているのかと尋ねたら年賀状の作成と出す人の整理との事。いつもギリギリに

なるからと今年こそは早く段取りするそうで、とてもブログ書くからちょっとパソコン使わしてと言え

る状況ではありませんでした。

 まあ家内が使い終わってからと思っていると、もの凄い睡魔が襲って来て今度は私自身が書ける状況

で無くなって敢え無く撃沈で朝を迎えました。

 いよいよ今年も残すことろ1ヶ月をきりました。でも来週末は千田の家の完成見学会もあるし、今年

中にやっておかなければならない仕事もまだまだ沢山あります。私は忘年会のお誘いがあっても出ない

のでそれで時間を取られたりする事は無いのですが、計画的・効率的に仕事をこなして後1ヶ月を悔い

のないものにして新年を迎えたいものです。
2012/11/30 建設業界
 今日現場に車で向かっている途中、ある建設工事もやられている不動産屋さんの工事看板を見かけた

時、少し前に会社にかかってきた電話を思い出しました。この電話の主が先の不動産屋さんだったわけ

ですが、電話の内容は弊社が約30年程前に施工させて頂いた事務所ビルの修繕をして欲しいという内

容だったのです。どうもここ最近でその物件をその不動産屋さんが取得されて、その際弊社の施工とい

う事を前オーナーに聞いていたみたいなのです。

 結論から言いますと「すぐ見積もりをして、修繕をして欲しい」という内容を断りました。なぜなら

その会社の会社概要の業務内容には、木造・鉄骨造・RC造の住宅や店舗、事務所ビルの新築・リフォ

ームという様な事が書いてあり、だったら自社ですれば良いのにと思ったからです。そこでその会社の

人に聞いたところ、建築の免許は持っていて、施工も請けているが、事務所ビルのような建物は全く分

からないとの事。

 できないのなら書くな!と思います。たぶんこういう会社はそういうものを受注しても丸投げか下請

け任せなんだろうな。でもこういった様な事がまかり通るのが建設業界だし、この様な事があるからい

つまでも建設業界が白い目で見られる原因だと思うのです。

 私は生まれた時から建設会社の息子として育って来ましたから、建設業界が蔑まれるのが許せないの

です。だからこそその業界で働いている自分たちや職人さんをはじめとする関係者がより一層の向上心

と倫理観を持って行動しないといけないと思っています。そして業界全体の信頼をかちとっていかなけ

ればなりません。これからも一層頑張っていきたいと思います。今日は少々かたいお話でした。
2012/11/29 皆さんも気を付けて
 昨日からどうも体調が悪い。少し熱っぽく咳と鼻水、風邪のひきかけです。と言っても毎年の事で急

に冷え込んだ直後に体がついていけないらしく、この時期の恒例の行事となってしまっています。

 で体調が悪るけば休養を取って早く休めばいいのに、性格的にそれが出来なくいつもと変わらない時

間まで仕事を続けてしまいます。それで余計に治りにくくなっているのが解っているのにです。

 ただ今日がピークの様な感じがするので週末の打ち合わせ等には元気な状態で望めそうです。

 来週週末(12月8・9日)は千田町で『ビルトインガレージのある家』の完成見学会ですので、風

邪をひかない様に気を付けなければ。

 これから寒い日が続きますから、皆さんも体には十分に気を付けられて年末・正月をお迎えになって

ください。
2012/11/28 嬉しい言葉
 以前建てさせて頂いたお客さまに、お褒めの言葉を頂くとやはりとても嬉しい。少し前5年程前に建

てさせて頂いたお客さまからメールが入り、樋に何かが詰まってお困りの様子。早速現場監督に向かわ

せ対処させて頂いた際に、「とても快適です」という言葉を頂いたそうです。住み始められてすぐの頃

にも言って頂いた記憶があるのですが、5年を経過して改めて実際住まわれている方にそういった言葉

を頂くと、光栄ですし今後の励みにもなります。

 また先日6月にお引渡ししたお客様が来社され、その際に「つい最近までエアコンを使用しなかっ

た」とか「エアコンのスイッチを入れてもスグきくし、30分くらいつけた後、切っても当分暖かい」

という言葉を頂き、同じようなご意見を過去にも他のお客さまからも頂いているのですが、その様な言

葉は何度聞いても非常に嬉しく思います。なにぶん私自身が古民家の様な家(築70年以上)に住んで

いますので、夏は涼しいのですが冬はとても寒く、そんなセルローズファイバー断熱の家には住んだ事

が無い為、そういったご意見等がこれからのお客様に説明する際に大変参考になります。
2012/11/27
 弊社の家は窓の数が多く、リビングの窓も結構大きな寸法を使う事が多いので、サッシ屋さんに『中

島さんの家は窓の数が多いし、大きくて搬入が大変だ』とよく言われます。確かに意識的に窓をちりば

めたりリビングには一番大きなタイプの掃出し窓を採用しています。もちろん全ての場合がそうかと言

えば、前面道路や隣地の家が迫っている場合は窓を大きくあける事は無く、その他の手法で光と風を取

り入れられる様に考えるので違うのですが、多くの場合窓をできる限り広く大きいものを使います。

 片や弊社は断熱にセルローズファイバーを使用し高断熱の家を目指しています。窓は熱損失の最大の

原因であるので、相反する事を一つの家の中でやろうとしているのです。もちろん断熱性能だけを考え

れば、建築基準法上ギリギリの窓の大きさにすれば効果的なのですが、それだと開放感に乏しく気持ち

の良さが感じられません。やはり私は性能至上主義では無く気持ちのいい家をご提供していきたいので

リビングの窓は大きく広く、その他の窓は通風・採光をよく検討した上で効果的に配していきたいと思

っています。

 よってこれからもサッシ屋さんに恨まれる様な家をつくっていきたいと思います。
2012/11/26 現場が終わりに近づくと
 一つの現場が竣工の日に近づいてくると、いつもの事ですがさみしくなって来ます。どの物件も私自

身がお打合せして設計して、そしてコーディネートも行っているので、お客さまとの出会いからの思い

出も多く、一物件一物件に思い入れがあるからです。

 まただんだん竣工・引き渡しの日が近づいてくると、お客様との打ち合わせの中で、要望、予算、工

期等の条件の中で出来る限りの事はしたつもりですが、まだ何か出来たのではないか?もっと良い方法

があったのではないか?と改めて思うのです。

 また施主の皆さんは、出来上がっていく新しい住まいに早く入居したいし、アパート・マンションに

住まわれている場合、家賃の問題もあるので少しでも早く引っ越ししたいという気持ちが有るのは十分

承知しているのですが、出来上がっていく過程を楽しみながら、もう少しゆっくり仕上げ等の仕様を決

めていけたら良いのにとも思います。現状でも弊社の場合、他の住宅会社さんよりゆっくりしているら

しいですが。

 竣工してもそこから新たなお付き合いの始まりだと思っていますので、今後とも皆さん宜しくお願い

します。
2012/11/25 来週は12月
 早いもので今週は11月最後の週で、いよいよ今年も残すところ1か月あまり、毎度のことながらあ

っという間の1年の様な気がします。しかしやななければならない事が山積で、1週間の始まりにその

週にやらんければならない事を書き出すと溜息が出てくる事があります。しかしこれも弊社を選んでく

ださったお客様の為に頑張るのみです。

 11月最後の週気合を入れなければ。
 
2012/11/24 金曜日
 昨日はまたブログを書こうと思いながら、パソコンを付けたまま寝てしまいました。今日もプランの

変更案を考えたり、これから始まる現場の地盤調査の立ち合いに行ったりと一日仕事の予定があり休み

で無いのに、どこかに週末という心理が働いているのでしょうか?平日の夜はそこまで眠くなる事は無

いのに週末になると・・・・。これが日曜日の夜になると今度はその1週間にしなくてはならない仕事の内

容を考え出すと、目が冴えて寝れなくなるのです。お客様に最近少し疲れているように見えますよと言

われたので、少しは体の事も気を付けないと、体調を崩すと自分だけでなくお客様にもご迷惑をお掛け

するわけですから。

 明日も引き続きプランの変更案を考えて、なんとか早くお見せしなければ。ただ単に配置を考えるだ

けなら簡単ですが、家事動線や構造の事、そして他の階との関係性(例えばキッチンの真上にトイレが

あるのは嫌じゃないですか)を同時に考えながら、なおかつそこにちょっとしたアレンジを加えられた

らと思いながら設計しています。

 今日は少し早く寝て明日もがんばります。
2012/11/22 打ち合わせ
 今日はY様と現場で外壁の仕上げについての打ち合わせ。Y様の希望を元に4パターン塗り見本を作

った中から決定しました。同じ白系統の色でも真っ白なものからベージュがかった色まで並べないと気

付かない様な微妙な色の違いですが、これが仕上がると結構印象が違ってしまうものなのです。

 でもかなりの確率で第一印象で目が行った色を最終的に選ばれる事が多く、迷われた場合にもお客様

に「迷ったら、一番初めに気になったものを選ばれたらどうですか?」と言ったりします。

 またその打ち合わせの際、以前からずっと奥様が我が家は狭いのではないかと気になると言われるの

で、今まで何度も否定していましたが、今日改めて「そんな事を言っていると本当にコンパクトな家に

住んでいる方に首絞められますよ」と言わさせて頂きました。LDKだけでもで28畳あってそれにプ

ラスして吹き抜けがある家です。こんな家が狭いかもと言われれば、私はもうお手上げです。今日も大

工さんに狭いという意見をハッキリ否定されていましたし。現在想像より少し狭く感じられる場合でも

壁の仕上げをして床の養生を取ると今より確実に広く感じられますのでお楽しみにしてください。
2012/11/21 やっぱり嬉しい
 本日N様邸の足場が取れました。O様とのお打合せの後、どうしても本日中に確認したくて車を走ら

せてしまいました。到着するとちょうど足場屋さんが最後の片付けをしている最中で、その外観がハッ

キリと見て取れました。自分で設計しているので当たり前と言えば当たり前なのですが、イメージ通り

でホッとしました。まだ最大の特徴の木製オーバースライダーが付けば、バッチシです。

 敷地条件や法的な制約があり設計が難しく、本当はこうした方が良いのではと思いながら法律の壁に

跳ね返されながらの中出来る限りの設計したつもりですから、その思いも一入です。

 また床の養生を取った後の幅広ウォールナットフローリングのいい感じのムラ加減には思わずニヤリ

としてしまいます。

 O様邸も最後の仕上げの段階となりました。あともう少しの間緊張感を保って頑張ります。
2012/11/20 休み多くないですか?
 今週は金曜日も勤労感謝の日で祝日です。よって平日が4日間しかありません。私の子供なんか先週

土曜日に学校で発表会があったとかで月曜日は振替休日で学校に3日行けばまた3連休というとんでも

ない週です。

 私は勤労感謝の日だろうと、急ぎでやらないといけない仕事が色々とあるし打ち合わせもあったりす

るので全く関係無いですが、世間では3連休となるところが多い為、メーカーや業者さんとの打ち合わ

せをこの4日間の中で打ち合わせや現場チェックの間を縫ってしなければなりません。

 皆さん最近休みが多くないですか?私自身心配性で昔から休みをあまり取らない方なので、いくら休

みが増えても関係なく、休みの日の事務作業は電話も殆ど掛ってこなくはかどって良いのですが、今週

のように祝日+第4土曜日で休みの会社が多い様な週は慌ただしくドッと疲れが出てしまいます。

 今更祝日の愚痴を言っても始まらないのですが、何か休みが多いと思いませんか?
2012/11/19 日本の住宅は30年?
 「日本の家は平均26年で解体されている」とか「日本の住宅は30年で資産価値がゼロになる」と

書いている文章を書籍やネットで良く見ます。果たしてそれらは本当でしょうか?それらの理由の中に

は様々な要因がさももっともらしく書いてあります。しかし私の周りでそんな早く解体している住宅を

見た事も無いし、いわゆる法定耐用年数を過ぎても普通に暮らしている家ばかりです。

 この統計はたしか総務省統計局の調査内容によるものだったと思うのですが、その内訳というかどう

いった基準かを併記して書いているのを少なくとも私は見た事がありません。

 確かに現存する多くの住宅が建てられた昭和30年代~50年代初頭の高度成長期と言われる時代に

は、戦前の日本古来の作り方から欧米のやり方を真似て中途半端に取り入れて試行錯誤していた「日本

住宅の暗黒時代」と私は言っていますが、その過渡期に建てられた住宅は、オイルショックや材料不足

の要因も相まってお世辞にも家は良い時代ではなかったと思います。しかしそれがすぐ解体されないと

いけない建物だったかと言えば、そうではないと思います。

 また海外の住宅事情と比較して、個性的な家やこだわった家は資産価値が低いという人がいますが、

それこそどうかと思うのです。そういう事を言う人達が必ず言うのは「欧米人はスタンダードな家を安

く買って、それを自分達で手入れしながらグレードアップをするので、売る時には自分達が買った時以

上の価格で売れる」という呪文の様な言葉です。これは欧米のように自分たちのライフスタイルの変化

と共に住まいをグレードアップ(ダウン)していく場合にはそうかもしれませんが、日本人の場合はラ

イフスタイルが昔より多様化したと言っても、家を一度建てるとそこにほぼ定住して転売を繰り返さな

い事が殆どですので、これらを同列に扱う事自体無理がある様に思います。

 要は上記の様な事を言っている人達は、注文住宅では無く規格型住宅やセミオーダー住宅を手掛けて

商売されている様な会社が、自分たちのビジネスモデルに当てはまりそうな箇所だけつまみ食い的に声

を大きく出している様に思えます。

 色々な考え方や作り方がありますが、私はこれからもその人(家族)の為だけの家を考え、創ってい

きたいと思います。
2012/11/18 つくり手として
 私は現場監督や職人さんに少し無理を言ったりする。それはどうせするならかっこよく見えたり綺麗

に見えたりした方が良いからと詳細図を書いて渡したり現場監督に書かして、それを元に施工をしま

す。おそらくこちらが何も指示しなくても現場監督や職人さんはそれなりに何の問題も無く納めてくれ

るとは思うのですが、いざ任せておいて後で「あ~ああすれば良かった。どうしてこうしてくれなかっ

たのだろう」と思いたくないのでどうしても口出ししてしまいます。やっぱり同じやる(施工する)な

ら少しでもカッコ良くと思う訳なのです。

 でもそこはつくり手として、見た目だけで性能や耐久性がおざなりになると本末転倒なのでそこはま

ず押さえなければならないところです。家としての本質的なところあっての見た目だと思うのです。

 以前こんな事がありました。ある設計事務所さんとの仕事で設計事務所さんの指示通りのやり方だと

私は不安を覚え、職人さんも難しい顔。設計事務所さんにどうしてこの材料を使っているのかと聞くと

見た目が好きでなおかつ安いからとの事、それに今までそれで問題になっていないから、もし心配なら

そっち(弊社)のお金で変更すればとの回答。今まで他でなんともないといってもこの地に建てるのは

初めてだろうに。そこで私は職人さんや材料問屋さんと話をして、その指定材料を使いながら耐久性も

確保できる様にこの辺では使われていない留め金具を取り寄せそれを使い施工をしました。

 やはり私(中島建設)はつくり手なのです。もちろん恰好の良い・綺麗な建物も好きだし、自分でも

設計したいと思っていますが、地元の建設会社・工務店が建てる家はまずは性能や耐久性等のそこに住

まわれる人の為のシェルターだと思っています。

 これからも一つくり手として精進したいと思います。デザインについても精進精進。
2012/11/16 パソコン②
 昨日に引き続きパソコンの話。やはりと言うか想定内というか、今日1日色んな意味でパソコンに振

り回された一日でした。例えばいざネットを使って何かをしようとするとログイン画面が出て来て、そ

の度に資料を持ち出してIDやパスワードを入力。その度に作業が止まってしまう。改めて今の仕事が

ネットを利用して作業している事に我ながら驚いてしまった。また各種設定を自分に慣れた状態にする

為にこれまた時間を取られる。他にも前のパソコンで描いた図面を新しいパソコンで読み込むと印刷す

ると出ないはずの線がプリントされてしまって、気付かずいらない線が入ったままの図面をお客さまに

渡してしまった。I様大変失礼致しました。早く今のパソコンに合った設定に調整せねば。

 ただ一つ一つの作業スピードは確実早くなっているし、重いファイルを二つ並べて見比べながら作業

しても余裕なのはさすがです。

 後は自分が頑張るだけです。
2012/11/15 パソコン
 今日ついに会社の私専用のパソコンが新しくなりました。と言ってもこのパソコン盆休みの頃に買っ

て、今まで接続や設定をしないまま空きデスクの上に鎮座されておりました。今まで使っていたパソコ

ンでは仕事内容によっては不都合が生じ始めてきたから購入したのですが、作業の途中でデータ移管や

設定し直しで時間を取られたり新しいパソコンに慣れるのに手間取ったりすると急いでる仕事に支障を

きたすと嫌だなと思って、今日まで引っ張ってしまいました。

 ところがお客様である取引会社のペーパレス化の流れで、明日までにオンライン登録をしなければな

らなくなって、慌てて新型パソコンの始動となりました。一通り設定を終え使い始めたのですが、何で

スグに使い始めなかったのかという感じです。重めのファイルを幾つも同時に動かしてもサクサク動く

しディスプレイも大きなって細かい部分をCADで書くのもとても楽です。今更ながらに早く使い始め

なかった事を後悔しています。

 新しいパソコンで私の能力が上がるわけでは無いのですが、ちょっと出来る男になった気分です。

 これで少しは仕事が早くできるようになって、少しは休みも取れるようになるかな?結局他の仕事を

してそう・・・・。
2012/11/14 撃沈
 今日はいつもより特別眠くパソコンに向かってもすぐ船を漕いでしまい何も手につきません。こんな

日はあったかいフトンの中で早く寝るに限ります。急に寒くなって来ましたので皆さんもお体にお気を

付けください。

 実は現在時刻午前3時です。既に睡魔に負けて炬燵でうたた寝しておりました。それでは。
2012/11/13 海を渡って
 先日O様邸用に取り寄せたばかりのフローリングのサンプルを気に入って頂けた為、打ち合わせ終了

後早速メーカーの営業マンに連絡を取り、大きな現物サンプル(長さ1.8M程)を送ってくれるよう

に頼みました。私はメーカーにサンプルを依頼する時、できる限り多くの枚数・大きめのサンプルを貰

う様にしています。これは色幅や特徴を私自身も把握しとかなければならないし、お客様にも確認して

頂かなければならないからです。

 その依頼したサンプルがなかなか届かないので、営業マンに電話したところ「今月末までになんと

か」と意外な答え。「えっ、どうして」と聞いたところ営業マン「今発送の準備をしているので少し待

ってください」私「だったら数日のうちでは?」営業マン「今他のフローリングと相積みで船便の準備

をしているのでもう少し掛ります」私「ちょっちょっと船便?」営業マン「はい」。なんと私の依頼し

たサンプルはたった1枚だけ海外のフローリング工場から海を渡って来るのでした。先日もらったカッ

トサンプルは、私の持っているサンプルを含めて数枚しかまだ無く、長尺のサンプルはメーカーの事務

所にもまだ無いとの事。来年発売する為に実験的に作られた物をでした。正式に発売が決まり生産に取

り掛かったばかりの出来たてホヤホヤのフローリングだったのです。最近の無垢や3層フローリングは

日本で企画した物を中国や東南アジアの工場で生産した後、船便で日本まで持って来るのは知っている

のですが、まさか国内に1梱包どころか1枚も無かったとは思いませんでした。私のわがままに快く対

応してくださったメーカーに感謝です。物も良くて個性的で魅力的なフローリングをラインナップする

このメーカー、この辺りでは私しか知らないのが自慢です。東京や大阪では結構売れているらしいです

が。

 今回のフリーリングは深い色合いの幅広ジョイント無しの3層フローリングです。O様しばしお待ち

ください。O様に見て頂く為にはるばる海を渡ってエンヤコラとやって参りますので楽しみにお待ちく

ださい。
2012/11/12
 先週ポートプラザの啓文社に仕事に必要な本を買いに行きました。私の本の購入は基本的に店頭買い

です。性格的に中を見ないと買えないのと目的の本を探す時に偶然出会う本の為です。内容が解ってい

る本だったり専門性の高い本はAMAZONや建築図書専門の南洋堂等のネットで買うのですが、普段

は時間が無くても本屋さんに行くようにしています。中には本のタイトルと内容紹介だけ読むと面白そ

うな本であっても読んでみると途中から特定の工法や会社の宣伝本だったという事がよくあります。最

近は本を手にすると直ぐに著者紹介やあとがきの辺りもめくり、どんな本か確かめてから内容を見るよ

うにしています。

 結構目的の本よりたまたま見つけた本の方を買って帰る事もよくあります。そんな事をしているの

で、我社の打ち合わせ室の本棚の本が増えていってしまう訳ですが。

 そんな感じで目的の本を探しに行ったのですが、その本は少し前まではあったのを覚えていたのです

が、どうやら売れてしまった様で見つける事ができませんでした。「あ~空振りか」と思いながら、平

積みの本を見てみると、興味をそそられる本が2冊。

 一冊は全国展開しているインテリアショップのアクタスのスタッフのインテリアを紹介しただけの本

『123人の家』。ワンルームから戸建まで様々な個性溢れるインテリア写真のオンパレードです。イ

ンテリアの参考にするも良し、ぼーと眺めるも良し。これだけのボリュームで¥1,000-。お値打ち

です。

 もう一冊は大阪の有名インテリアショップTRUCKのショップができるまでの記録とコンセプトが

解る本『TRUCK NEST』。このショップには熱狂的なファンが数多くいて、家を建てたりリフ

ォームする場合、工務店や建築家に『TRUCKの家具の似合う家にして』という注文が来るという

(本当です)カリスマ(古っ!)的なお店なのです。私もここの家具は結構好きで、神戸にいる時に行

こう行こうと思いながら、行けなくて今更ながらに後悔しています。この本は少し高くて¥3,200

-。でもここの家具の雰囲気が好きな方は買う価値アリです。

 事務所には両方ともあるので、もしご覧になりたい方はどうぞ。
2012/11/11 チラシ
 今日少し遅めの朝に新聞を開くと、日曜日にしては珍しい住宅関連の広告が。内容を見てみると家造

りセミナーのお知らせ、講師は住宅業界では有名なあの方。私も以前よりこの人の買いたコラムや著作

を何度か読んだ事があります。現在は経営コンサルをされていますが、以前は住宅会社を数年で大きく

されてそれをフランチャイズ化し、備後地区にも数社の加盟店がありました。信者がいる一方、ネット

上では結構ひどく書かれたアンチの方も多くいる有名社長です。

 私の場合は、アンチ程では無いですが、この人とのやり方が好かないというか私の理想とする考え方

とどうしても合わないのでフランチャイズに入ろうとかコンサルを受けようとは一切思いませんでし

た。また以前書いた様な、辻褄の合わない事をしているのでどうしてもダメなのです。それは今展開し

ているのが〇〇を使わない家(〇〇は想像してください)というものですが、以前はその〇〇を積極的

に使い、工務店側にも、お客さんにはこれを使うメリットをこう説明して、当フランチャイズに入れば

□□円で納入して、お客様には△△で見積もりすれば、利益がこれだけ上がります。と言う様な商売をさ

れていました。企業ですから利益を追求するのは解るのですが、『〇〇を使わない家』って・・・・。私か

らすれば昔といっても数年前まであなたのいう事を信じて、家を建てた人の立場はどうなるんだ、とい

う思いなのです。他にもこれはどうかなと思う事もあるのですが、批判ばかりになってしまうのでこれ

くらいに。

 そんなこんながあるので、どうしてもチラシを見ても首をかしげながら眺めてしまうのです。

 いつも自分が本や資料を読んだり見たりする時には、ある特定の工法や素材の宣伝本を読めば、必ず

その対極の本を読んだり、本等が無い場合にはネットで検索して反対の意見等を探すようにしていま

す。そうして一つの事に対して全方向的に見て、吟味する様にしています。

 そんな事を思った朝のチラシでした。
2012/11/10 週末
 また1週間があっという間に過ぎてしまった。色んな仕事を次々こなしたつもりだが、それに反して

仕事が増えた様に思う。でもこのままじゃいけない、お客様に迷惑が掛からない様にもっとがんばらな

くては。

 今日は打ち合わせした内容を現場監督や職人さんに細かい指示を伝える為の図面の作成や現在プラン

ニング中の物件のスケッチとのにらめっこ。そして机での仕事で行き詰ってくると現場に仕上がりと色

づけ状況の確認に向かい、その流れでプランニング中の敷地まで足を延ばしプランニングの方向性が間

違っていないかと思案しに。そんな事をしていると事務所に帰って来る頃には辺りは薄暗くなってしま

った。また自分で思っていた所まで行き着けずに今週が終わってしまった。

 明日も打ち合わせの時間以外は、今日残った仕事をなんとかやっつけて週明けの打ち合わせに間に合

う様にがんばるぜ。
2012/11/09 照明選び
 今日はN様邸の照明器具の打ち合わせでした。もちろん大まかには上棟後のスイッチ・コンセント等

の位置の確認時にどのような照明(ダウンライト・ペンダント等)を使うかは決めているのですが、弊

社の場合は内装が決まった後に最終的に決めるようにしています。これは以前にも書いた様に、一般の

方々には中々図面上ではいくらご説明しても想像し辛い為、だんだん出来上がっていく過程の中でお客

様に確認して頂きながら決めていく方が、納得した上で決めていけるからです。

 最近はメイン照明にはダウンライトや埋め込み型・ブラケット型を採用する事が多く、シーリングラ

イトやペンダントは使っても数か所という感じです。

 N様邸の場合もダウンライトが多く、またN様のこだわりで少しメカニカルな感じのスポットライト

型照明となりました。またリビングの照明のスイッチには、スナップスイッチとかトグルスイッチと呼

ばれる金属の棒型スイッチ(昔の飛行機のコックピットにある様なやつです)を採用する予定です。

 だんだんN様っぽい仕様になってきました。これぞN様邸。完成が非常に楽しみです。
2012/11/08 打ち合わせ
 本日はお昼から、O様の奥さんと見積もり前の細かい仕様の打ち合わせでした。O様との打ち合わせ

はいつも4時間オーバーはいつもの事で、帰られた後はしばし頭をクールダウン。その後打ち合わせ内

容を確認しながらその後の段取りを考えたりします。

 お客様との打ち合わせは毎回楽しい。しかしO様との打ち合わせはまた別の意味で楽しいのです。話

が脱線して途方もない所へ行くのは他のお客さまでもしょっちゅうある事ですが、O様の場合は、非常

に勉強されていてこだわりも多いためO様の方から提案や質問の回答する為に旧型のCPUながら頭が

フル回転するのです。特に最近の物件はメインの素材や色を決めた後は『細かい事は中島さんにお任せ

します』みたいな事が多かったので、お客様の期待に沿えるように考えながらコーディネート等をして

いたのですが、O様邸計画の場合はお任せパターンでは無く、とことん話し合いながら色んな事を決め

ていきそうなので、これからも色んなやりとりが有りそうで楽しみです。

 今日の打ち合わせの中であったO様の建具の事でこんな風にしたいというご要望が私が以前から考え

ていた素材と方法でそれが解決できるかどうか、早速明日から職人の意見を聞きながら検討したいと思

っています。なんとなくできるのではないかと思っているのですが、諦めが悪い方なので今後の展開が

楽しみです。
 
 O様邸で使用予定のフローリングがまたいいですよ。詳細はまだ明かせないですが、私がここ最近使

っているメーカーの出来たてホヤホヤのフローリング。こんなの無い?と問い合わせしたらちょうどサ

ンプルがあがって来たとすごいタイミングで送って来てくれた物です。張り上がりを想像するとニヤけ

てしまいます。
2012/11/07 講習会
 今日は朝から晩まで一級建築士の定期講習でした。やっぱり慣れないので非常に辛い。

これもあの構造計算書偽造の姉歯事件がきっかけです。おのおっさん本当にいらん事をし

てくれたものです。またこの3年毎の講習の間に法改正とか業界の新しい動きとかがあれ

ば講義内容も聞きたいのですが、目新しい事は殆ど無く前回と似た内容です。こんなテキ

ストをしょっちゅう作り直しているのかと思うと、また某○○省の方々の退官後に再就職

なされる所にお金が落ちていっているのかなと勘ぐってしまいます。なにぶん大学時代某

○○省の外郭団体がらみの研究で事務所の後ろの暇そうな人を何人も見てきたので、あの

人達の給料になってしまうのかなと思ってしまいます。

 そんな講義の間にプランを考えたりしようかなと思って、方眼紙を持って行っていたの

ですが、講義終了後の修了考査(テスト)に落ちてたりするとシャレにならないので、プ

ランニングを諦めて、ちゃんと講義を拝聴致しました。昼からは眠気とも戦いながらなん

とか全て終了です。

 どっと疲れて事務所に戻っても、1日いないとメールや電話の着信がいっぱい。片付け

ないといけない事が色々ある現実にちょっとため息です。でも頑張りましょう!!
2012/11/06 家具はどうする?
 家を建てられた方の多くは家具を買われたり、家具を造り付けられたりします。お気に入りの家具が

ある方においては、その家具が置く事を前提としてインテリアコーディネートをする場合もあります。

既製品の家具にもピンからキリまでありますが、一般的にはオーダーの家具よりコストを抑える事がで

きます。ただサイズやデザイン・素材までこだわって、より自分のイメージに近い家具を手に入れよう

とすると、やっぱりオーダー家具・造り付け家具となります。

 また新築にあわせてソファを新調される方も多いのですが、一般的なソファの他にも、通常のソファ

より座面が低く足を投げ出して座る様なソファや低座椅子の様な物もあるので、そういった物も候補の

1つに加えられるのも如何でしょうか。和モダンの家なんかにはとてもよく合います。

 家具を検討する場合注意する点は、サイズ・ボリューム感です。インテリアショップはショールーム

が広いので、結構大きめの家具でも我が家でも全然大丈夫かもと錯覚を起こす事があります。弊社の家

はリビングが広い物件が多いので大概問題無いと思いますが、インテリアショップに行かれる場合には

メジャーと間取り図を持っていって、店員さんの意見も聞きながら展示品の実寸を計り、体感する事を

忘れないでくだい。私に聞いて頂けたら、現場で身振り手振りで説明させて頂きます。

 また持ち込み家具がある場合は、その家具の写真と寸法のメモを取って図面上でうまく配置できるか

シュミレーションを行う事も忘れてはいけません。持ち込みたい家具と新しい新居のイメージが違う場

合もありますので、そういった家具を捨てる事無く、また新居のイメージを壊す事無く置いて使える納

戸をプランニングする事も考えられたら良いと思います。

 最後にハウスメーカーのモデルルームの中には、自社の部屋を大きく見せるために通常の家具より

若干小さく作られた家具を置いている場合がありますので、家具の大きさと部屋の大きさを比べる参考

にすると勘違いされる時もあるので、注意してください。


※O様へ、現在造り付け家具のお打合せをしているから今日のブログの内容が家具という訳ではないで

すよ。以前からブログを書くために、ネタ帳をつけているのですが、たまたまメモしているネタの順番

で今日になっただけです。
2012/11/05 カラーコーディネートのポイント
 住まいの雰囲気づくりに大きく影響するもがカラーコーディネートです。どうすればうまくまとめら

れるか、いくつかのポイントがありますので、ご参考にしてみてください。※あくまでも一般的なコー

ディネートです。あしからず。

 以前フローリングは質感が大事、常に触れる所だから触感も大切にと書いたと思います。フローリン

グは面積も大きいので、色も大事な要素となってきます。視覚は人間の日常生活において重要なファク

ターです。

 そこでインテリアを彩る色は、ストレスの感じにくい『アースカラー』を選ぶ。自然界の存在する素

材に近い色を取り入れ、ベージュやアイボリーをベースにしてやると、太陽光や照明を反射して、部屋

を明るく見せる事ができます。また差し色や異素材を使ってポイントをつくる際もより引き立ててくれ

ます。

 またこの時ダイニング廻りに暖色系の色を使うと、食欲増進、消化作用促進に効果ありとの研究結果

も報告されています。

 子供部屋のカラーコーディネートは、色数を3色までに。子供はカラフルな色が好きな子が多いし、

カラフルな色を使ったとしてもおかしくありません。しかし子供は成長と共に好きな色も変わって来ま

すし、部屋も落ち着きが無い様な雰囲気となってしまいます。ですから私は、小さな柄の色が別として

ある程度の面積を占める場合は、3色までに抑えた方が良いと思っています。明るめの薄い暖色系の色

を採用してやると、気持ちの良い空間となるでしょう。

 寝室は落ち着いた雰囲気に。寒色系(青色系)の色を採用すると、心身の興奮を抑え、ストレスを緩

和する効果があります。心を落ち着かせて深い眠りを誘ってくれるでしょう。ただ寒い季節には、ベッ

ドカバーに暖色系を取り入れてやると、心理的に少し暖かく感じる事ができると言われています。

 このように住まいを彩る色で、より快適な生活ができますので、ちょっとだけ参考にしてみてくださ

い。
2012/11/04 よ~し頑張るぞ。
 新しい1週間が始まりました。本日は午後から以前よりご相談を受けていたリフォームの打ち合わ

せ。明日明後日は新築工事の打ち合わせとこの1週間は予定がほぼ埋まってしまっている。水曜日は一

級建築士の更新講習で丸一日缶詰で最後にはテストを受けなければなりません。これは例の姉歯事件の

影響でできた制度。1日拘束されるのが非常に痛い。お客様の中には水曜日が都合が良い方もいらっし

ゃるので、大変申し訳ないです。ただこれを受けとかないか一級建築士の免許は剥奪されてしまって、

皆さんの為の設計も出来なくなるのでご勘弁ください。

 お陰様で忙しくさせて頂いている事で、私の体を心配してくださっているお客さまもいらっしゃいま

すが、なにぶん色んな事を背負込みたい性質(たち)なので、むしろ今くらいの方が心地よいのでご質

問等がありましたら、どしどししてください。
2012/11/03 結局・・・・?
 日頃からいろんな工法や建材に興味がある為、常に資料を取り寄せてはわが社に取り入れれるもの

は無いかと常にアンテナを張り巡らしています。そういった中で度々疑問を覚える事があります。 

 それは特にフランチャイズ系に多く、例えばある断熱材があって、その下地に断熱材のメリットを

殺してしまう様な物が指定部材になっているのに、フランチャイズの資料にはそんな事は一切書いて

いないし、それどころかウチが最高みたいな文言のオンパレード。結局家を建てる人もそのフランチ

ャイズに入る工務店もただの金づると思っているのでしょうか?それ以前に加盟しようとしている工

務店もプロならそこに気付いてそんなフランチャイズに入るなと言いたいところです。 

 また1つの工務店が色んなラインナップを持つ為に、複数のフランチャイズに入っているのもよく

見かけます。ところがある1つのフランチャイズは工業製品を極力使わない自然素材の家、片や工業

製品を多用したフランチャイズという感じで、同じ会社の中でツジツマが合わないコンセプトで家づ

くりを行っているという事です。人のところだからほっとけと言われそうですが、私と同じ様な事を

考えているお客さまから同じ質問を受けたら、どう説明するつもりでしょうか?

 私はかねがね家づくりは工務店に明確な理念があり、その理念にお客様が共感してくださって始め

て良い家造りができると思っていますので、ものすごく気になるのです。

 この2つの事例は家造りに関して結局どうしたいの?と言いたいのです。

 まあこんな事を偉そうに言いながら、ブレた事をしない様にこれからも気を付けたいと思います。
2012/11/03 また寝てしまいました
 昨夜は、ニュースでも見ながらブログでも書こうと思いながら寝てしまいました。炬燵の自動パワーオフで寒くなって起きたら、朝4時。あぁやってしまった。どうも金曜日は気が緩んでしまう様です。今日(土曜日)も明日も打合せの予定が入っていて普段と変わらず仕事なのに・・・・。深層心理では週末なのでしょうか?よし今晩こそはちゃんと書こう!!
2012/11/01 フローリングのお手入れ法③
 フローリングのお手入れ方法第3回。取りあえず最終回です。

 凹み傷ができた場合はどうする?

 一番手軽るにできるのは、凹んだ所にお湯を垂らしてそのまま放置、気付いた頃には少し戻っている

と思います。もっと確実にしたい場合には、凹んだ所に濡れタオルを置き、その上からアイロンを当て

蒸し風呂状態にしてやります。樹種によっては結構戻っていると思います。特に杉やパイン等の柔らか

い針葉樹系のフローリングには特に効果的です。この際凹んだ部分を細い針でチクチクして穴をあけて

から上記の作業をするとより効果的です。ただし表面がえぐれた様な傷や固い物の角が刺さった様な傷

の場合は、あまり期待できません。

 私はお客様に『いつかは傷つく物だし、あまり神経質にならずに、その傷も味のうちだと思って悩ん

で選んだフローリングを愛でてやってください』といつも言っています。実際合板フローリングは機能

性は良いのですが、新築の時が一番きれいだしだんだん劣化していくものですが、無垢や3層フローリ

ングは経年変化でだんだん味が出てくるものですから気になさらぬように。

 どうしても深い傷が気になる場合は、木工用パテで埋めて着色する等の補修が必要でしょう。

 またフローリングの表面に毛羽立ち(フローリングが濡れて乾燥する際に、木の繊維を持ち上げる事

で起きる状態。ウォールナット等の濃い色の木材の場合は特に毛羽立ちが白く目立つ場合がある)、ザ

ラザラに感じる場合は、ストッキングに布を詰めた物やスチールウール、台所スポンジの硬い面で表面

を擦り、取り除いた後にワックス等を塗布してください。

 以上、3回に渡ってフローリングのお手入れ法を書きましたが、中には結構大変だと思われる方もい

らっしゃるかもしれませんが、お気に入りのフローリングの為と思って頑張ってみてください。
2012/10/31 フローリングのお手入れ法②
 今日はフローリングのお手入れ方法の実践編です。

 表面の塵やほこりを掃除機等で除去し、軽微なシミや汚れは天然原料を使用した水性クリーナー等を

使用。頑固な汚れはオレンジオイルクリーナーを使用する、どうしても除去できない場合はサンディン

グ(サンドペーパーで表面を削り取る)を施す。この場合まず#180程度のサンドペーパーを木目に

沿ってこすり汚れを削り取った後、#240~#320のサンドペーパーで表面を整えます。この時数

字の大きなサンドペーパー(目が荒い)から数字が小さなサンドペーパー(目が細かい)ものへ順番に

ペーパー掛けすると綺麗に仕上がります。その後植物性オイル塗料をペーパー掛けして色が落ちた箇所

にウエス(布、シャツ生地やお古のTシャツ、一番良いのは日本手拭い)で薄くすり込む様に塗ってい

きます。塗装後表面に残った余分な塗料は、乾いた綺麗なウエスでべたつかなくなるまでふき取って補

修は終了です。※使用したウエスは稀に自然発火する事がありますので、水に十分浸して処分する様に

してください。

 ワックス掛けですが、ワックス専用品もあるのですが、最近はクリーナー&ワックスの製品が発売さ

れていますので、日常のお手入れはそういった物が便利です。例えばドイツ アウロ社の『フローリン

グワックスシート』があります。これは便利で100%天然材料を浸み込ましたシートでクイックルワ

イパー等に付けて、立ったまま楽にワックス掛けができる優れものです。その他にも日本のメーカーで

は蜜蝋ワックスの小川耕太郎∞百合子社の新製品『ミストdeワックス』が有り、これもクリーナー&ワ

ックスとして使えます。この製品はフローリングだけで無く、家具・家電・クロス等にも使え、消臭・

除菌効果もある優れものです。その他のメーカーも色々出していますので、自分に合った物を選んでく

ださい。
2012/10/30 フローリングのお手入れ法①
 弊社で建てられたお客様に、フローリングのお手入れ法をよく聞かれますので、簡単にご説明しま

す。ここでは弊社のお客様が殆ど選ばれる植物性オイル塗装されたフローリングについてご説明しま

す。

◎日常のお手入れ

①表面の塵やほこりは掃除機等で除去。

②雑巾で乾拭き(基本は乾拭きです。水を含ませる場合でも固く固く絞ってください)

 ※クイックルワイパー等のドライタイプも有効ですが、化学雑巾(ダスキン)やウェットタイプのク

  イックルワイパー等は浸み込ませてある薬品でフローリングが変色等恐れがありますので使用しな

  いでください。

 ※最近TVショッピング等で人気のスチーム式のクリーナーは厳禁です。フローリングの変形や白濁

  の原因となります。

◎定期的なお手入れ

 植物性オイル等の浸透性塗料で仕上げたフローリングはお手入れしないからといって、そう簡単に割

れたり反ったりするわけではないのですが、浸透性塗料と言えどお住まいになっていくに連れて、効果

が薄れて来ますので、ワックス等を塗布して保護力を高めてあげましょう。そうする事で汚れが付きに

くくし、色・ツヤが蘇り、お気に入りのフローリングを長く美しい状態で保つ事ができます。頻度とし

ては年に1度くらいで十分です。キッチン廻り等汚れやすい場所については、少し頻度を上げると良い

でしょう。

 ワックスを全面に塗りたくても、重い家具等が置いてあって難しい場合があると思います。その様な

家具の下は塗料も取れにくい位置ですので、無理にする必要も無いと思います。塗る所塗らない所のム

ラが気になるかもしれませんが、無着色のクリアワックスであれば極端なムラはあまり気にならないと

思います。

 詳しいお手入れ方法やお薦めワックス等は次回で。
2012/10/29 どうして?
 建材メーカーのHPやカタログ等を見ていて、ずーと前から疑問に思っている事がります。それはど

うしてライバル建材の事をけなしておとしめて、一方自らの事は天井の上まで棚を上げそうな勢いでメ

リットばかり書いて、控えめにデメリットをチョッとだけ書くのかという事です。商売だから仕方が無

いにしても、そんなに優れた物で唯一無二のものだったら、世の中の人がみんなその建材を使うと思う

のだが・・・・。

 そんなけなし合い建材はどんな業界が多いかなと思うと、まず断熱材、屋根材が特にひどい様に感じ

ます。特に良くあるのが昔からの定番材料が新興建材を攻撃、新興建材は定番建材と比較して自らの優

位性をアピールというパターンです。断熱材でいえば「グラスウール・ロックウール」に対して「樹脂

系断熱材やセルローズファイバー」、屋根材でいえば「瓦」に対して「カラーベストや金属屋根」とい

ったところでしょうか。

 どの建材にもメリットも有ればデメリットも有るわけで、完璧な物はありません。さっきも書いた様

に完璧なものがあれば、みんなそれを使って他の物は淘汰されるはずです。

 要は家造りの理念(例えば自然派なのに発泡ウレタンを使うのもおかしいでしょう)に合って、その

素材の特性を理解した上でその良さを引き出してやる事が重要であると思います。

 そういった中で、自分の考え方に一番合うセルローズファイバーを採用している訳ですけど、その他

の断熱材を使う場合もあるし、部分的に使う場合も多々ある私の立場から言うならば、そんな悪口の言

い合いの様な子供っぽい事なんかするな、という事です。

 そんな事をする暇があったら、色んな意味でもっと優れた建材を研究開発して欲しいものです。
2012/10/28 床について②
 昨日に引き続いて床のはなし。

 いざ床の素材(フローリングの場合)を選ぶ段階でも、私の場合は決まったメーカーや樹種がある訳

ではありません。もちろんそれまでの打ち合わせの中でお客様の大体の好みであるとか仕上がりのイメ

ージは頭の中にあるので、いくつかの候補はあるのですが、それが絶対ではありません。打ち合わせで

は必ず現物サンプルで樹種・色・質感等を吟味して決定していきます。またイメージに近い色が無い場

合には、自然塗料で着色することもあります。最初に決まったメーカーは無いと書きましたが、最近は

この辺では弊社しか使っていないメーカーのフローリングをお客様が選ばれる事が多く、樹種ども違い

ますがそのメーカーをよく使っています。またこのメーカーのフローリングがいいんだな。

 そのフローリングですが、私は敢えて少し難にあるフローリングをお薦めしています。例えば節や入

り皮、濃淡ムラやガムポケット(樹脂痕)が有るものです。もちろん節にも大きな節からピンノットと

呼ばれる葉節まで大小様々でその節の密度もあるのですが、私の場合は節は有るがまばらに入っている

程度の物を選ぶことが多いです。

 これは無垢なのに綺麗すぎるフローリングは、木目・色等も整いすぎて表情に乏しいため単調な仕上

がりになり、合板フローリングの様な雰囲気になりやすいのです。一方少し難ありフローリングは濃淡

ムラや節等が床面にリズムをつくり不揃いの自然を持った表情のある床面にする事ができます。

 また難ありフローリングはナチュラルグレードやBCグレードと呼ばれ、プレミアムグレードやAグ

レードと呼ばれる綺麗すぎるフローリングに比べると安価に手に入れる事ができます。最近ではエイジ

ング加工したフローリングが人気が有る等、以前に比べると手に入れやす状況になっています。少し前

までは、綺麗すぎるフローリングばかりで中々難ありフローリングが手に入れ辛い状況でした。

 これに浮造りやブラッシング、なぐり加工等の表面加工、植物オイル塗装や石鹸塗装、ウレタン塗装

等の塗装方法や着色の有無等を考え出すときりがありません。

 床の検討をされる場合は、楽しく真剣に悩みまくってください。自分に合った物が必ず見つかるはず

です。
2012/10/27 床について①
 私は打ち合わせの際必ず『フローリング(床材)だけは妥協せずに、こだわってください』と言って

います。それは床材は住宅を構成する素材の中でも特別な存在だからです。例えば意識的に壁を触れず

に過ごそうと思えば、数日なら一切触ることなく生活はできると思います。しかし床は特別な能力(い

わゆる超能力)がなければ触れずに生活するなど1秒たりともできないからです。

 また日本人にとっては、また別の意味も生まれてきます。今現在流通しているフローリングの源流は

言うまでも無く、欧米です。しかし彼らは土足の文化で、床がフローリングであろうとたいるであろう

と、その用途と見た目等でどのような物を使うかが決まっていきますが、日本の場合は『素足(靴を脱

ぐ)文化』です。床材が直に足に触れる為に床材を決める際に触感も重要な要因となってきます。

 だからこそ一番始めに書いた様な事をお客さんには必ず言う様にしているのです。本日はこれぐらい

にして明日の『床について②』に続きます。


☆ちょっと寄り道 

 日本人はどうして靴を脱ぐのか?昔は靴では無く下駄や藁草履での話ですが、時代劇の中で宿に着い

た旅人の足を水と手拭いで洗っているのを見られた事があると思います。もちろん汚れた足を綺麗に洗

っているのですが、あれは日本特有の高温多湿の気候の中で足に着いたバイキン等を宿の中に持ち込ま

れない様にしているのです。というわけで土間から少し上がった床に裸足で上がるのは、外から持ち込

んだバイキンや病原菌を玄関から部屋の中には持ち込まない様にし、病気を予防する先人達の知恵なの

です。聞いた話ですが、寿司等の日本食文化と共に靴を脱いで床の上で過ごすという考え方がすこしづ

つですが広がってきているそうです。 
2012/10/26 嬉しい傾向
 先日ある住宅関係のアンケート結果を見て少し嬉しくなりました。それは家を建てるのを検討する

際、積極的に地元の工務店を選ばれる方が増えて来ているそうです。少し前までは本当はハウスメーカ

ーで建てたいけど予算的に難しいから地元の工務店でと言う様な、消極的な理由が多かったらいいので

す。

 これは最初から予算の問題で地元の工務店という方もいらっしゃるとは思いますが、それ以上にこだ

わりの家を建てたいとか、自分らしい個性的な家を建てたいという様な理由で地元の工務店を選ばれる

方が多いという分析でした。

 確かにハウスメーカーではその特性上個性的な家は難しいのです。なぜならハウスメーカーは全国的

に同じような家を売らなければなりません。それには綿密な市場調査の上、全国で売りやすい様に家の

どの部分についても点数で例えるなら80点以上の最小公倍数的な家を売らなければなりません。片や

私達地元の工務店にはそんな縛りはありませんから、ものすごくこだわりたい部分に関しては徹底的に

こだわって、お客様にとって120点満点の出来して、極端な話その他の部分は及第点あればというよ

うな家づくりも可能なのです。

 また以前の工務店の経営者達は、ハウスメーカーの批判ばかりして、お客様はどうして私たちの方が

良い家を作っているのに、なぜそれを判ってくれないのだ。という感じで自己反省も無かった様に思い

ますが、ここ最近は家を建てたい方々にインターネット等を使って積極的に情報発信をして努力してい

る様に思います。お互いの長所を生かして切磋琢磨してより良い家づくりをしていけば良い事だと思い

ます。

 現在の良い傾向を持続していける様に、弊社を含めて備後地区の住宅会社の方々もお客様の為に頑張

っていきましょう!!
2012/10/25 消費増税に関する雑感
 最近住宅業界が少し騒がしく成りかけています。そう再来年4月に消費税が8%に引き上げられる事

になった(予定)からです。消費税が引き上げられる前に住宅を取得した方が良いのではないかと思わ

れる方が多い為、その人たちを取りこぼすな。悪く言えば焚き付けて家を建てて貰え。という事であ

る。弊社にも最近住宅FCや経営コンサルからのダイレクトメールやFAXが毎日のように入って来て

います。お金を払って貰えばお客さんの購買心を煽る商品やノウハウを教えましょう。という事でしょ

う。前回の消費増税と同じなら新消費税法の施行になる半年前、つまり2013年9月30日までに契

約した物件は現行税率が適用される事となるので、来年の春から夏にかけて『消費税アップ前の最後の

チャンスです』という感じの広告が多く目につく事となると思います。

 でも果たして消費増税前に住宅を取得するのが正解なのでしょうか?確かにそうした方が良い場合も

あるとは思いますが、全ての人対象では無いと思います。特に土地から購入して家を建てられる方で

す。まず土地には消費税は掛りません(土地は消費物では無いため)。消費税引き上げ前後でも支払額

は変わりません。消費税が掛るのは建物です。

 じゃあやっぱり消費税の上がる前にと思われるかもしれませんが、最近の新聞や業界紙にも出ている

のですが、消費増税前の駆け込み需要に対応する為に、不動産業者や住宅供給業者が土地の仕入れを初

めているのです。駆け込み需要が見込めるのに安く土地を販売しようという商売人はいません。安かっ

たとしてもそれは建物で利益を取り易い建築条件付きの土地でしょう。消費増税前に住宅を取得して支

出を抑えたつもりが結果的に思った様になっていないという事は十分考えられます。また前回の増税前

にも駆け込み需要が増え、住宅価格が高騰した、というデータもあります。増税後の方が総支出は少な

かったという事もあると思います。

 要は住宅を取得する理由が『消費税アップ前に』というだけというのは、避けるべきだと思います。

 それに弊社のお客様のように、こだわりが強い方にはバタバタの駆け込みは似合わない

し、何回も話し合って作りあげていくのが難しいと思います。

 また、住宅減税が最終的にどうなるか、また他の景気テコ入れ策があるかどうかもまだ

まだ今の政治状況では判らないことも多いと思います。
2012/10/24 やっぱり嬉しい
 先日の日曜日、先頃お引渡しをしたU様邸に少しお伺いしました。玄関先で世間話をする中で、結構

冷え込んだ寒い晩に仕事から帰って来て玄関を開けて入ると、中がホワッと暖かいんです。まだ何も

(暖房器具)を付けてないのに。と奥様に言って頂きました。また階段横のピクチャーウィンドーから

見える隣の畑の柿の実が色づいていくのを見るのが楽しみなんです。とも言って頂きました。

 一応自分でもそのくらいの断熱性能は十分あると思って、ご提案していますし、ピクチャーウィンド

ーも外の景色が取り込めて借景となる様に考えて位置等を考えていますので、想定通りだし自分でも確

認しているのですが、やっぱりどちらの事も実際住まわれている方に言われますと嬉しいものです。

 これからも喜んで頂ける様に、自分の知識と経験を図面や実際の現場に反映していこうと改めて決意

したのでした。

 U様には、ご自慢のキッチンとダイニングでのお食事に誘われていますので、近いうちに何とか時間

を作っておいしい手料理をおよばれに行こうと思っています。
2012/10/23 優先順位
 家の打ち合わせが始まると、どんなお客様でも色々な要望が出てきます。今まで漠然としか考えられ

ていなかった事が、急に目の前に図面や模型という形で出て来て。現実の問題と認識されるからだと思

います。

 それこそ色々な要望が有り、とても実現不可能な事や可能ではあるけどコストがかなり掛ってしまう

事、もちろん簡単な要望等は当たり前ですが。

 そんな中で一番の問題は実現したい事とコストのバランスでしょう。殆どの方は予算というものがあ

り、予算無制限という方等は本当に一握りだと思います。その予算の中でより良い家づくりを実現しよ

うとすると、やりたい事の『優先順位』を決めなければなりません。それは大変で少しブルーになるか

もしれませんが、家づくりの為には避けては通れぬ一本道です。中には早々と諦めなければならない事

もあるでしょうが、限られた予算を最大限有効に使う為の大切な作業の1つですので根気よく納得いく

まで話し合ってください。

 ただここでのポイントは、一番初めにこんな家にしたいと思ったイメージは最後まで貫き通してくだ

さい。そうでないと芯がブレてしまって良い家づくりができ難くなってしまいます。それと新築する時

に同時にしといた方が良い事や毎日頻繁に使ったり触ったりする材料は少し無理してでも取り入れてく

ださい。そうしないと後で余計にお金が掛ってしまいます。

 この『優先順位』を付けるという作業は新しいお住まいでの生活をどう送るか考えるきっかけになり

ますのでしんどい作業化もしれませんが、是非前向きに取り組んでください。
2012/10/22 プレゼン
 何とかプレゼン用のラフ図面が出来上がった。といってもハウスメーカーみたいに豪勢な物ではな

い。一応結構なプレゼンができるソフトは持っているのだが、自分が思う様に仕上げようとするとかな

り複雑な作業をしないといけない事がわかり、そこまでやる為の操作方法を勉強する時間をなかなか作

れないまま今日に至っているわけです。なぜそうなるかというと、私が設計する住宅は基本的にはオー

ソドックスな形であったりシンプルな形が多いのですが、木製ルーバ ーがあったりスチール手摺があ

ったりとCADソフトでは表現が難しい場合がある為です。そういうパーツを作ってやればできるらし

いですが。

 そこでよくやるのが、まず大まかにプレゼンソフトを使いパースを書いた後、色鉛筆等で書き足しな

がらイメージに近くなるように描き込んでいったり、プレゼンソフトのパースをコピーでどんどん薄く

していって、輪郭がギリギリ見える様な状態から着色していったりします。このコピー方式は写真を使

ってすると、一見デッサンが上手い人になる事ができます。皆さんも一度試してみたら如何ですか?

 という事で弊社のプレゼンはプランニング図面とその拙いパース、場合によっては模型そして私のオ

ーバーアクショントークでイメージを膨らませて頂いて、ワイワイと打ち合わせが進んでいきます。

 実はこうやってブログを書いている時も、実は何かもっと良いプランがあるのではとか何か見落と

して無いかとか等々頭の中をグルグル部屋のパズルが回っています。あーまた寝れなくなるかも。
2012/10/21 坪単価
 昨日はパソコンの前に座ってブログを書きこもうとしたまま、我が家の炬燵の誘惑に負けてあえなく

撃沈。気付けば朝4時過ぎ、そこからブログを書きこむ気力も無く歯磨きだけしてそのまま布団に潜り

込んだ。数少ないながらも楽しみにこのブログを読んでくださっている方もいらっしゃるので、なるべ

くサボることなく続けていきたいと思います。

 話は変わってタイトルの『坪単価』の話。やはりお客様候補の方に一番良く聞かれるのは、「中島建

設で建てる場合、坪単価はいくらくらいですか」という事です。ここで難しいのが、弊社には『このF

タイプで坪単価は〇〇万円です』というのが無いという事です。

 まずこの中から選んでください選んでください。という事がありません。それはあるスタイル(ナチ

ュラル・シンプルモダン等)の家があったとしても、その中でもお客様それぞれに好きな質感や雰囲気

というものがあります。私は打ち合わせの中で、好みを読み取ったりご相談を受けたりしながら、素材

を紹介していく訳です。カッコ良く言えば、『素材のソムリエ』『コンシェルジュ』と言ったところで

しょうか。

 もちろんコストも大切ですので、素材とコストのバランスを見ながら1つ1つ決めていくのです。見

積もりのやり直しなんていつもの事です。そうやってお客様と作り上げた見積もりを延床面積で割った

ものが『坪単価』と言われるものとなります。

 ですから1軒1軒全く違った建物での坪単価を比較してもあまり意味をなしません。あくまで参考に

してください。宜しくお願いします。

 本日も炬燵の誘惑で負けてしまいそうなので、この辺りで失礼いたします。
2012/10/19 皆さんも気をつけてくださいネ
 今日のブログは何を書こうかな。と自社HPの私担当のバナーをクリックすると『無 

い!昨日書いてアップしたはずの文が』と焦って探すとありました。管理画面で書き終

わった状態で待機中。そう私がアップする為のボタンをクリックして無かったのである。

 昨晩は冷え込み寒かった為、家内がついに我が家の掘り炬燵に炬燵布団を掛けたので

あった。そうなると悲しい人間の性(さが)、気持ちよくなってしまいウトウト、気付け

ばブログを打ち終わった頃には居眠り。我に返ってアップのボタンをクリックしたつもり

が・・・。

 少し前まで汗ばむ陽気の日もあったのがこの1週間でめっきり冷え込んで来ました。

皆さんもお体に気を付けられて、風邪等ひかぬようにしてください。私は炬燵で寝てしま

わないように気を付けます。
2012/10/18 新しいもの好き?
 弊社が例えば『福山初』とか『広島県初』とか『西日本初』といった様な、構法(工

法)・素材・機器等がいくつもあります。こう書くとただの新しいもの好きの様に聞こえ

ますが、決してそうではありません。確かに私個人の性格は、好奇心旺盛で、新しいもの

好きで梱包の箱を一番に開けるのも好きですが、個人の感情とお客様から大切なお住まい

を建てる事を依頼されている責任とは全くの別物です。それに新しいものと同じくらい古

いもの歴史のあるものも大好きなのです。

 ではどうして初物が多いのかという事になると、お客様との打合せの中で様々な条件等

がでてきます。それは敷地条件だったり予算的な事であったりまたは意匠・素材感であっ

たりと色々ですが、その中でよりベターな解決策を求めていった結果が、たまたま『○○

初』となっただけなのです。

 この『○○初』というのは結構大変でして、周辺で実績が無い為に遠方まで見学にいっ

たり、遠方から説明に来て貰ったり、資料・インターネット等で調べ上げたり、また私の

ブレーン(大学の恩師等)に相談し熟考を重ね自分自身で結論を出した上で、お客様に提

案・相談をし了解して頂いて採用となります。勿論調べ上げて大丈夫だと確信した上で提

案・採用しているのですが、実績がまだ無いという事はその後どうなるかというのも判ら

ない事が多く、採用後数年は何か不具合は無いかとドキドキなのです。心配性で気の小さ

い私が「なんとかなるさエイヤー」で採用する事はありませんのでご安心ください。

 というわけで、弊社としては決して新しいもの好きで色々な事を採用しているのでは無

く、常に色々な情報にアンテナを張りながらお客様の為になるものであれば、今後とも積

極的に新しいものを取り入れていこうと思っています。
2012/10/17 セルローズファイバー断熱①
 弊社のお薦め断熱は『セルローズファイバー』です。私が住宅に初めて採用してからかれこれ8年目

になりました。私が導入し始めた頃は、福山界隈では珍しく、殆ど無かった様に思えます。しかしここ

最近では福山市内でもセルローズファイバー断熱を採用する会社が増えて来た様に思います。セルロー

ズファイバーのフランチャイズに入った建材屋さんもあったりと、以前に比べると採用し易くなったの

だと思います。

 しかし弊社の採用しているセルローズファイバー断熱は、未だに弊社だけです。福山でも採用し易く

なったセルローズファイバーを敢えて採用せず、私が頑なに最初に使ったセルローズファイバーを採用

し続ける理由は、他に無いオリジナルのセルローズファイバーを使いそのメーカーの責任施工、そして

社長を先頭に断熱の豊富な知識と経験を有しているからです。毎回弊社の為だけに東京から優秀なスタ

ッフと吹き込み用の機械を積んだトラックが駆けつけてくれます。そして一棟当たり1.5t~2.0tの

セルローズファイバーが壁や屋根に吹き込まれていくのです。

 現在施工中のY様邸も来週月曜日から断熱工事の開始です。今回もまた気持ちの良い仕事っぷりで確

実な断熱工事をしてくれる事でしょう。
2012/10/16 プランニング
 現在プランニング中の物件で頭の中には色々なプランや動線がぐるぐる。中々まとまら

ない。私の場合いつもの事なので気にもしていませんが、毎回お客様とのお約束の日が近

づいて来ると流石に多少焦ってきます。着地地点はおぼろげながら見えているのに、そこ

に中々たどり着けないもどかしさに少しイライラ。お客様のの要望にプラスして、自分な

りのプランニングのこだわりや不文律があって、いつも自身を苦しめます。どこかのチラ

シなんかを見ながら『こんなプランで良いのなら楽なのに』と思ってしまう。しかし自分

にはどうしても住み始めて気付く使い勝手の悪い動線をプランニングする事はできない。

 もちろん毎回納得できるプランばかりでは無い。お客様のどうしてもの要望や家相を加

味したプランで実現できない場合もありますが、住まわれる人の住み始めた後のイメージ

を膨らませて時間を掛けながらも形にして行くわけです。
 
 うーん今日は何時までやるかな?プランニングの神が降りてくるか、まだまだ精進せい

と突き放されるか。さあどっち。
2012/10/15 現場打ち合わせ
 今日の午前中は先週上棟したY様邸の現場打ち合わせがありました。電気図面を基にコンセントの位

置やスイッチの位置等の確認を行います。これは図面上だけだと殆どの方はイメージがし辛い為、建物

の中で実際の暮らしをイメージながら確認していく訳です。弊社ではこのような現場での確認しながら

の打ち合わせを何度も(外装の色決めや内装仕上げ、証明計画等)行います。やはり2次元の図面から

3次元の自宅を想像するのはかなり大変な作業だと思いますので、多少時間が掛っても現場確認はとて

も重要な打ち合わせだと思っています。

 またその打ち合わせ時に新たなアイデアや変更等も出てきたりして、より納得できた仕上がりになっ

たり、思い入れが強いものが出来上がったりという事も多いのです。

 私の考えは、せっかく多くのお金を掛けてマイホームを建てられる訳ですから、変更にはできるだけ

対応して、最終的に喜んで頂けたらと思っています。
2012/10/14 お祭り
 今日は私の家も会社もある木之庄町のお祭りでした。お祭りといっても、御幸町や駅家

町のように盛大なものでは無く、ごくごくこぢんまりしたものだ、これはここ最近の事で

はなく、私が子供の頃(30数年以上前)からあまり変わっていない。正確に言うと私が

子供の頃は短く小規模ながらも前夜祭があったり、祭り当日も今より神事的な事を境内で

行っていた記憶があります。今ではそんな事もやっていない様で一抹の寂しさを覚えま

す。

 子供が少なくなり畑がどんどん無くなって行き、秋の恵みを感謝する必要が無くなって

いっているのだから仕方が無いとドライに考えるのも判るのですが、まだまだお祭りを一

生懸命続けている所の話を聞いていると、練習や準備で大変な事が多いとは思いますが、

その街の文化や習わしを後世に繋いでいく為には必要ではないかと思います。また盛んな

地域はこの祭りを自分達の代で絶やすわけにはいかないという使命感もある様に感じま

す。

 仕事ばかりして子供会の行事等もあまり出て行かない私が言っていると、突っ込みが

入りそうですが、お祭り(子供会の御輿)が1時間足らずで終わっている現状に付き添い

そんな事を思ってしまう日曜日でした。
2012/10/13 怒涛の一週間
 今週はいつも以上にアッという間の一週間でした。月曜日が祝日というのもあり、メーカーや建材屋

さんとの打ち合わせができるのが火~金曜日の4日間しかなかった(最近は土曜日が休みのところが多

くて、急ぎの際に何かと困ります。)上に、水曜日には引野町Y様邸邸の上棟があったり、また予定外

の急なご相談の来客があったりと怒涛の1週間でした。それに加えてお待たせしている見積書の仕上

げ、プランニニングとやる事はいっぱいです。でもこれも弊社に依頼してくださったお客様の為ですの

で、頑張るしかありません。

 でもさすがに今日はこの一週間の疲れが出たのか、このブログを書く時は眠くて眠くて。今日は少し

だけ早く寝て、明日の子供神輿の付添いに備えようかな。昼からはまた仕事だけども。
2012/10/12 わかりづらい
今日も訪ねて来られたお客様に言われてしまった。事務所がわかりづらいと・・・。この1週間で二人の方

にだ。過去にも何度か言われた事はあったのですが、同じ週内に2度ともなるとさすがに落ち込みまし

た。これは本当になんとかしなければ。弊社の表にはテナントが入っており、エステ店とコーヒー豆屋

さん、この2つのお店の後ろが弊社となっています。対人で物販をする仕事でもないという事でその様

な所に事務所を構えているのですが、ここ最近は結構遠方や木之庄辺りの地理をよく御存じの無い方も

来られる様になってきましたので、その様な事を言われる方が増えたのだと思います。

 以前から時間ができたら、エントランス廻りを判り易く手を入れたいと思ってはいたのですが、これ

は時間ができたらと言う様な悠長な事は言っていられなくなりました。なるべく早く手を付けようと決

心しました。今ある物を壊す事無く、センス良く仕上げなくてはなりません。これは腕の見せ所です。

 ちょっとした事ですが、弊社に対するお客様の第一印象が決まる大事な改修です。こうご期待。また

変化がありましたら、この場でご報告します。
2012/10/11 なぜ少ない?
以前より不満に思っている事があります。それはIHクッキングヒーターにしてもガスコンロにして

も、グリル付ばかりでグリルレスの機器が非常に少ない事です。我が家のIHもグリル付ですが、殆ど

使った事がありません。グリルは以前より格段に扱い易く、掃除も楽になってきているのは確かなので

すが、掃除が取扱いが簡単かと言えばそうでは無いと思います。我が家の場合は魚焼きロースターを使

っていますし、弊社のお客様の中にも同じように魚焼きロースターや魚焼きシート、こだわる方は七輪

で焼いて、グリルを全く使っていないという方も多いようです。

 であればグリルレスの機器を使い、グリル部がくる位置を引き出しにしてしまった方が良いのではと

思うのですが、まー本当にグリルレスの機器の少ない事、少ない事。どうしても出力や色等限られてし

まいます。この辺がいかにも日本のメーカーという感じがします。少しでもニーズがあれば、取り敢え

ず付けてしまって、付けとかないと他社に見劣りして売れないではないかと不安で付けるという感じで

家電や携帯に見られるような機能過多でガラパゴスっぽくなってしまっていると思います。ペラペラし

ゃべるIHなんかより、本来の機能の性能が高く(例えば高カロリー・省エネ・シンプルで扱い易い

)、デザインが良いという様な事に力を入れた国産品があって良いと思います。皆さんどう思います

か。こんな事思っているの私だけでしょうか?ちなみについ最近U様邸で使ったリンナイの『マイチョ

イス』シリーズはシンプルで結構良かったですよ。
2012/10/10 上棟
かねてより施工中のY様邸が本日上棟した。朝から柱を起こし始め、大きな建物ながら、弊社のSE構

法の住宅を何度も施工している応援の大工の手も借りてお昼になる頃にはほぼ形となった。これだけ建

て方が早く進むのは、もちろん現場監督と棟梁のコンビネーションと段取りの良さに負うところが大き

いが、SE構法の正確無比なプレカットと強靭な接合部だからこそとも言える。なぜなら基礎の精度を

ビシッと決めておけば、建て方中の建ち直し(柱の垂直等を補正すること)等は殆どしなくても良いく

らいになるので、次の工程に早く進めるのです。

 建て方の途中から、自分のイメージ通り(自分で設計しているから当たり前か)に空間が出来上がっ

ていくのを見て、一人で満足げにする自分。傍から見れば少し気持ち悪いかも。特に2階窓から前の家

の間をちょうど抜けができて、圧迫感が無いのも確認して一安心。また吹き抜けの加減もイイ感じ。落

下養生で足場板やべニアで蓋をしているが勿体ない。Y様ご夫婦にも見て貰いたいのだが、後のお楽し

みに取っておいてもらう事にしよう。

 無事建て方が終わった後は、上棟式。略式で行った後は、最近は珍しい芯餅と角餅を投げて上棟式終

了。大工の皆さんに帰って頂いた後は、弊社恒例の屋根の上に上がってもらう儀式。ちょっと危ないの

だが、屋根を仕上げた以降は屋根の上に登る事がほぼ無いので折角だからと毎回上がってもらいます。

秋風がとても気持ちよく、良い住まいになる予感タップリ。

 Y様今後とも宜しくお願いします。変な?要望・相談お待ちしております。できる限り対応します。
2012/10/09 オリジナル
弊社の家づくりでは、造り付けの家具だけでなく、建具もオリジナルで作ってしまう事が良くありま

す。それはその方が全体のコーディネートがしっくりきたり、既成寸法にとらわれず幅いっぱいに空間

を使えたりするからです。またただ単にオリジナルをデザインし作る事もあれば、メーカーの既製品に

アレンジを加えてデザインはそのままで仕上げ材をこちらの指定で作ってもらったりしています。特に

玄関ドア等はオリジナルの造作でつくるとどうしても水密性能や気密性能等がアルミ製の玄関ドアと比

べると劣ってしまいます。しかし木製玄関ドアの質感は捨てがたい、でもメーカーの標準の仕上げ材で

は全体の雰囲気と合わないという場合に弊社オリジナル仕上げ材の玄関ドアの登場となるわけです。

最初は渋い顔をしていたメーカーも根気強く説得すれば、「こんな要求してくるの中島さんだけだよ」

と言いながらも対応してくれています。結構何とかなるものです。

 また今日も私が以前から要望していた玄関ドアの試作品ができたという事で、図面と写真を持って来

られたのですが、細かい納まりや不満点・心配点、そして新たなアイデアをいくつか伝えて改善をお願

いしました。これからどうなっていくか楽しみです。メーカーが持って来たものをそのまま使えば、楽

なのですが、それでは面白くないし、コーディネートも限りがある。また弊社のお客様はオリジナリテ

ィを要望される方も多いので、オリジナルの為の打ち合わせや設計は時間も掛るし大変ですが、喜んで

くださるお客様の顔を思い浮かべながら、楽しみながらやっています。その為にも常に勉強です。
2012/10/08 ドライブ???
今日は祝日『体育の日』。会社には誰も出社しておらず、非常に静かである。こんな日は基本的には電

話が掛ってくる回数も少なく見積もりや報告書等の事務作業がはかどる。といっても私の事を良く知る

人達は、どうせ事務所で仕事しているだろうと何本かの電話はあった1日であった。昨日(日曜日)は

午前中打ち合わせが一つあった以外は予定が入っていなかった為、昼ご飯を食べた後引き続き仕事をし

ようと思ったのですが、少し前までの残暑がウソの様な涼しさにたまには子供(男3人)を連れてドラ

イブでもしようと思い立ち車で出掛けるのでした。

 近くの蓮池公園(通称:どんどん池)の白鳥にエサをあげに行くのを皮切りに、いざゴーイースト。

笠岡の茂平のコスモス畑まで取りあえず車を走らせる。その途中早い内に家内には現場巡りだとばれて

しまうが、子供には言わない様に目くばせをする。コスモス畑の隣のベイファームで夕食用の食材等を

買い帰路につきながら、頭の中に描いた地図通りに効率的に現在手掛けている現場や設計中の敷地、お

客様にたのまれている土地探しの候補地等を廻りながら駐車場まで帰って来た。長男・次男は1つ目の

現場で感じ取っていたみたいだが、気を使ってか何も言っ来なかった。

 私の父(現社長)もドライブと称して、休みの日には現場を廻っていた事を思い出しながら、同じ事

をしている自分に苦笑い。私の場合にはそれに加えて心配性なので、土砂振りの日や夜遅くでも気にな

ると現場に車を走らせてしまうのであった。
2012/10/06 どういうこと?
今日非常にビックリする様な事がありました。

それは昼過ぎに、来週上棟をするお施主さまより私の携帯に電話があり、上棟式についての相談を受け

ていました。一通りご説明して電話を切ったところ、携帯に着信アリの表示。事務所からだったのです

ぐに電話をしたところ、事務員さんからたった今事務所に女性が訪ねて来られて、上棟式のやり方やご

祝儀の相場等を聞きに来られたとの事、ちょうど事務員さん以外出はらっていたので、詳しい話を説明

できる人間がいなかったのでその女性は帰られたそうです。事務員さんにその女性の事を聞いても、弊

社のお客様で該当する様な人は思い当たらないとの事。

 とすると弊社の現在携わらせて頂いているお客さまで無いと思われる方が、来週上棟されるお客さま

とほぼ同じ質問をほぼ同じ時刻に受けていたという事です。これはいったいどうゆう事?ただの偶然?

それとも…。キャー

 もしどういう事か分かったらこの場でご報告します。
2012/10/05 納まり
良い納まりとは、例えば長持ちする、狂いにくい、雨仕舞が良い(雨漏りしない)等が考えられます。

ちなみに『納まり』とは部材同士が取り合う箇所のディテールという様な意味です。その良い納まりと

デザインを両立するには結構頭を使うものなのです。お施主様にわざわざ言う事は無いですが、どうせ

施工するなら見た目がより良い方がカッコ良かったりスッキリしたりするので、事務所や現場で職人さ

んの知恵もたまには拝借しながら考えています。

 たぶん何も言わなくても職人さんが普通には施工してくれますが、それだけでは満足できない自分が

いるのです。それを職人さんも私の性格を良く知っているので、一緒に考えてくれたり少し待ってくれ

たりと協力してくれます。この場を借りてお礼申し上げます。これからもおそらくよくある事でしょう

からこれからも宜しくお願いします。

 今日も現場から帰って来た現場監督の宇根くんを捕まえて、機能とスッキリしたデザインを両立した

納まりを検討して何とか結論が出た。遅くまで道連れにしてゴメンね、宇根くん。これもお施主様の為

と思って許してネ。

 これからもお施主様が気付いてもらえないかもしれないけど、人知れずがんばります。

 
2012/10/04 ユニットバス
かなり前からユニットバスのデザインについて不満があります。シャープなでシンプルなデザインの物

が非常に少なく、選択肢も限られています。以前パナソニックでインダストリアルデザイナーの深沢直

人さんがデザインした物があったのですが、デザイン料が高かったのか同等製品に比べ割高だった為か

程なくして生産中止になってしまった。現在そういったシンプルな物を採用しようとしても、いらない

物が標準で付いてきて外せなかったり、少しでも規格外の事をしようとすると、補償対象外です。とす

ぐ言ってきたりする有様です。

 弊社のお客様の中にも私と同じ様な悩みを持たれている方が多く、よく何とかならないかという話に

なります。例えばタカラスタンダードのホーローの浴槽にシンプルな床・壁にストレートカウンターに

シンプルな水栓金具なんかが付くと結構良いと思うのですが、皆さん如何でしょうか。もちろんオーダ

ーユニットバスを作ってくれる会社もあるのですが、かなり高価な買い物になります。

 大手住設メーカーの営業マンにも良く要望するのですが、中々出てこない。私の周りではよく聞く要

望ですが、全体からしたらごく少数なのかな?メーカーの皆さん是非作ってください。宜しくお願いし

ます。
2012/10/03 う~ん、かっこいい
今日、現在施工中のビルトインガレージのある家で使用する、『ブラックウォールナットの3層フロー

リング』が現場に搬入されたので、その製品チェックを含めて見に行って来ました。現場に着いた時に

は既に梱包された箱が積み上げられてあり、貼られるのを待っている状態。いつもの事ですが、この梱

包にカッターを入れ、箱を取り払いフローリングを確認する時のワクワク感。ランダムに数箱を開け、

フローリングの状態を傷等が無いか確認する。そして思わずにやついてしまう。「う~ん、かっこい

い」紛れも無くブラックウォールナットのオイル塗装品のにぶい光沢。これをリビング一面に貼られた

状況を思い浮かべると再びにやついてしまう。何かフローリングフェチな感じ。

 このフローリングはこの2・3年連続して採用しているメーカーで、直接メーカーから仕入れてお

り、高価な樹種でも比較的抑えた価格で手に入る、またこのメーカーはこの辺り採用しているのは弊社

だけで、ある現場のイメージに合うフローリングを探している際に、ひょんな事から知り合ったメーカ

ーなのです。またこのフローリングを作っている工場はある超高級フローリング(高級マンションや高

級ホテル・ブティックに採用されている)と同じ工場で作っていますので、品質もばっちしです。

 また見学会を開催しますので、そのカッコよさを見にきてくださいネ。

 確認を終え、事務所に帰ろうとする際に、ある箇所で立ち止まる。「あ、こうやったら面白いし、便

利だ」と思いつき、現場監督や大工さんの前で提案する。彼らの顔は「あ~あ、また始まった」という

感じ。早速納まり等の検討を始める。現場は動いてる限り常に良い方に変化していかなければ、これが

なければせっかくの家づくりの楽しさも半減してしまう。って一番楽しんでいるのは自分だったりす

る。結果的にお施主様に喜んでもらえれば家づくりはある意味成功しているのでは?
2012/10/02 土地・土地・土地
完成見学会や会社に訪ねてこられた方の中には、家を建てたいので土地もあわせて探してほしいという

要望を持たれている方が結構いらっしゃる。またその探されている土地も人気の小学校区や売り物が少

ない地域で探されている場合が多く、さしずめ土地ジプシー状態。また以前から探されている方は、不

動産屋さんやネットで調べられてそれでも無いと場合も多い。

 ただそのような場合でも、目に入っているのは今すぐにでも建てられそうな土地や分譲地ばかりで、

少し難有りの土地や条件が悪い土地は最初から眼中に無いように思われます。でもそのような土地は

人気のある街でもその辺りの相場より安く手に入るというメリットも有り、前向きに考えるとその分

予算を建物にまわせるという事となります。多少の土地のデメリットは設計・プランニングで克服でき

たり、逆に魅力に変えられたりできる可能性が十分ありますので、初めから対象外にせず是非候補の

一つに入れて頂いて考えても良いと思います。またそのような土地に建てるのが不安な場合は、一度

ご相談頂ければアドバイス等ができると思います。つい最近完成見学を開催したU様邸も元はといえば

斜面・変形・草だらけの耕作放棄地のような状態でしたが、それが今ではU様が大のお気に入りの素敵

な住まいが建っています。

 迷われているぐらいなら、是非相談してください。プロとしてご説明ができる事があると思います。
2012/10/01 西日は暑い?
10月に入り朝晩はグッと冷え込んできて、西日もだいぶ弱く感じられるようになっていますが、夏に

はよく『西日が暑くて暑くて』と言う様な事をよく聞いたり、言ったりすると思います。でも本当に西

日は暑いのでしょうか? 答えは・・・・・西日自体は朝日と温度は変わりません。「ウソ!実際暑いのに」

と思われるかもしれませんが、それは西日が暑いわけでは無く、朝からの太陽光線で温められた地面や

建物から出てくる熱(輻射熱)に西日が加わる為に『西日は暑い』と感じるのです。だから夜中に地

面・建物の熱が大気中に放射されて迎える朝は、輻射熱が少なくなった状態での日差しなので朝日はそ

れほど暑く感じないのです。

 そんな西日(+輻射熱)対策としては、地面に打ち水をして地面の熱を気化熱で奪ってしまったり、

建物や窓廻りにアサガオやゴーヤ等のツル系植物の『緑のカーテン』で建物にあたる日光を遮り、建物

が蓄熱するのを抑えてやったりすると効果的です。

 今年はもう必要無いでしょうから、来年覚えていたら試してみてください。
2012/09/30 今更ながら
お客様との打合せの度にずーと悩んでいる事があります。

それはまず字が汚い(よく言えば大変個性的)であり、人に見られるのが恥ずかしい為、

打合せ中にあまりメモを取らずにお客様が帰られた後に思い出しながら書き出すようにし

ています。小学校低学年の頃、親に字を丁寧に書くようによく言われていた事を今更なが

ら思い出して後悔しています。そんな事情もあって昔から人に見せる物は書く方が早い様

な文章でもパソコンで打って出してしまうという様な癖がついています。

 あとスケッチがうまく描けたらなー思う事もよくあるのです。これでも中学・高校の頃

の美術の成績は悪くなくむしろ良かった方のですが、それは絵だと色を付けているし、造

形物を創る様な課題もあったからだと思います。美術の先生に「お前の絵はスケッチの

段階ではイマイチなのに色を付けると結構イイんだよな」と言われていた事を思い出しま

す。住宅のプレゼンは色を塗り重ねるより軽いスケッチの線描なので苦手な範疇となって

しまいます。頭の中には空間が出来上がっていて、それを絵で表現しきれないもどかしさ

と言ったら・・・。それを補う為に私の口は饒舌になった様に思います。「○○さん、この

天井のラインがスーとあそこまで延びて、広々とした空間が・・・等々」だからか弊社での

打合せはトーク(MC)が結構長いように思います。理想はお客様の目の前で鉛筆一本

でサラサラと描いて、隅っこにローマ字でサインをサラリというものですが。それは中々

難しい。絵の得意な次男(8歳)の将来に期待しようかな。

 現状でできる限りの事をして、後は感性・トーク・知識(情報量)・経験等々で補って

いきますので、皆様温かい目で見てやってください。お願いします。


2012/09/29 家具が来た!
今日、先日完成見学会をさせて頂いたU様邸に真新しい家具がやって来ました。

この家具(ソファ・ダイニングチェア等)は岡山にある家具屋さん『ELD(イールド)』の家具達

で、ちょっとラフな仕上がりというかデザインし過ぎない素材の良さを素直に出したかっこ良くて、

とてもお薦めの家具屋さんです。

 U様がELDの家具に決められるにあたっては、家に使う素材を決めていく際に、まず私がお薦めし

たブラッシングされたラーチの3層フローリングを一目で気に入って頂き、その素材感と仕上がった空

間をイメージした時に、『これはELDの家具が似合う』と思い、U様にご提案しました。その後U様

ご夫婦が実際に岡山のELDまで見に行かれ、一目惚れで今回の家具に決められたそうです。またダイ

ニングテーブルは別の家具屋さんなのですが、これも大きな天板を扱っているところを教えて欲しいと

いうU様のご要望で、私の知る限りのお店をご紹介したところ、これもまたその家具屋さんで誂えられ

ました。

 このような事はこの度だけで無く、今までもお施主様の家の雰囲気やお施主様のイメージやご要望に

合わせて、一番近いものを扱っていそうなお店をご紹介してきました。元々家具好きで高校生の頃から

インテリアショップ巡りやインテリア雑誌や建築雑誌を買っていた為、結構知っているのです。それも

有名デザイナーのデザインした名品と言われている物よりももっとマイナーな物や隠れた名品的な物が

好きなので、もしこんな家具・雑貨無いかなと思われた時にはご相談ください。お役に立てるかも知れ

ません。また事務所にはインテリアショップのカタログやインテリアメーカーのカタログ等もあります

ので、ご参考にしてください。
2012/09/28 寝てしまった
昨日はブログの再開以降休まず続けていた書き込みをサボってしまった。

休みがちになるとまた以前のように忙しさにかまけて書き込まなくなるので、休まない様に

心掛けていたのですが、昨日はいつも通り10時くらいに会社を出て家で遅い夕ご飯を食

べ、お風呂に入った後、ニュースを見ながら建築雑誌を眺めるという行動パターンだった

のですが、気付けば居間で朝5時前。やってしまった。久々に居間で寝てしまったと思い

ながら後1時間半程フトンの中で寝るために寝室へと向かった。その時ブログの書き込み

を忘れている事は判っていたのですが、とても書き込める様な頭の状態でも無くあえなく

断念。短いながらも眠りについた。

 やはり一度決めた事を反故にするというのは、我ながらやはり気持ちの良い事では無

い。今日一日スッキリしない。

 本当は皆さんに伝えたい(書きたい)事・思いがたくさんあるのに。書きたいネタは頭

の中に幾らでもあるのに。ただそれらを書こうと思うと、とても長文になり過ぎて一気に

は書けそうにないけど、少しづつこれから書いていこうと思っています。またどうしても

書きたい事が長くなりそうな時は、『+n Labo』にも書いて皆さんに読んで頂こうと

思っています。

 こいつ何を思って家を設計・建てとんなと興味を持たれた場合は、ちょくちょく覗いて

見てください。宜しくお願いします。
2012/09/26 打ち合わせ室
弊社には小さいながらも、お客様との打ち合わせ室があります。ここは勿論お客様からのご相談を受け

たり、様々な打ち合わせ、お客様との契約の際に使ったりする部屋なのですが、もう1つ大事な役目が

あります。それは資料室的な使い方です。ここにはお客様にお見せしたり、お貸しするために大量の住

宅関連の本があります。読み物から施主様向けの本、プロ・マニア向けの本、あとインテリアや家具の

本やカタログがあります。弊社でお話が進みだすとこれらをお貸ししてお客様のイメージづくりの参考

にしてもらいます。気になる箇所に付箋をつけてもらっている内にご夫婦のお持ちになっている具体的

なイメージが浮かび上がって来て、イメージの共有化の役に立ちます。また施工中や引き渡し後でも家

具や雑貨を買う際の参考にする為に本をレンタルしに来られたりしています。

 私が読み物系を買う基準は、何か特定の工法や会社の宣伝本で無い事なので、それほど多くはありま

せん。そのかわり写真の多く出ている実例集的な建築雑誌はほぼ毎号買っていますのでバックナンバー

を含めてここ最近7・8年分は殆どあります。ただかわいい系の住宅の本は買っていませんが。住宅

関連の本・雑誌は比較的高価なものが多いので、弊社の打ち合わせ室を有効活用して頂ければと思って

いますので、弊社にお越しの際は遠慮なく申し出てください。

 またここにある資料はお客様の為で無く、私自身が設計・デザインする際に煮詰まったりした時には

思いつくきっかけにしたり、参考にしてみたりという使い方もしています。
2012/09/25 ちょっと一休み
今日もいつも通りブログを書こうと思い、パソコンの前に座っているのだが、今日はドッと疲れが出て

睡魔に襲われているところです。こんな時に書いているととんでもない事を書いてしまいそうなので、

今日のところはブログを書くのを諦めて早々と寝ます。といっても建築の本を読んでいたら時計の針は

既に午前1時を回っています。

時を回って
2012/09/24 月曜日
月曜日は午前中がツライ。日曜日も普通に仕事している場合が多いのにだ。昨日は運動会と言うのもあ

るのだが、今日もだるく本調子では無い。だから月曜日の午前中はパソコンに向かう仕事はなるべく避

けて、現場にチェックに行ったり業者さんやメーカーとの打ち合わせをしたりしてモチベーションを高

めながら、昼前後から本格的にパソコンに向かう仕事をしたり考え込む仕事をしたりして自分なりに体

と頭のバランスを取っています。

 そんな感じで今日も現在基礎施工中の配筋検査に向かいいつも通り問題無く、現場監督に最終的な鉄

筋のかぶり確保と柱脚金物の精度確認を指示して明日のコンクリート打設予定。これで来月10日前後

の上棟に目処かたった。その帰りに現在造成中の現場に寄り、先週打設した擁壁コンクリートの脱型後

のコンクリートの仕上がり確認。スランプの小さい(水分が少なく固め)コンクリートを苦労して打設

したお掛けでまずまずの仕上がりで一安心。今週も1週間がんばります。
2012/09/23 結局
朝起きると、薄曇りながら雨はすっかり上がり学区民運動会は開催。雲も多く暑くもなく寒くも無い、

ある意味絶好の運動会日和。久々のラジオ体操の後早々と家内との出場種目が終わり選手としてはお役

ご免。しかし一応役員なので最後までゴソゴソと3時過ぎまで拘束される。子供の出ている時と係の仕

事以外の時は頭の中でプランや納まりが浮かんでは消えの繰り返し。運動会も終わり家に帰った後もフ

ッと思いついた事の確認に現場に向かってしまう。家内にはこんな日くらいじっとしときなさいと注意

されるが、性格なのでしょうがない。子供たちは明日は代休だがお父さんお母さん方はいつも通りの月

曜日、よしがんばるぞ。
2012/09/22 休日
今日は世間的には休日。いつもの日曜祝日だと打ち合わせ等の予定があるのですが、今日は急にお施主

さまの急用で打ち合わせが無くなりました。しかしだからと言って休みになるわけでも無く、たまって

いる仕事を一つ一つこなしていくだけです。お客様にも私が当然出勤していると思われているらしく、

パソコンに向かい黙々と仕事をしていると、事務所の電話が鳴り、出てみると最近建てさせて頂いた方

の奥様。そこで奥様の一言「中島さん、やっぱり出てくれた」。結局家に関する相談だったのですが、

実は結構あります、こんな電話。一応頼りにされているのでしょうか?

 そんなこんなで急ぎの仕事から潰していったのですが、やる事はまだまだいっぱい。引き続きやって

いく事を紙に書き出すと溜息が出てくる。しかしやるしか無いのだ。待ってくださっているお客さまの

為に。

 明日は学区民運動会。久しぶりにお父さんにならなければならない。明日はさすがに仕事は無理かと

思いながらこのブログを書いていると、窓の外では雨の音。このまま降り続いてくれれば家内との二人

三脚もしなくて良いし、仕事もできるかなと少し期待をしてしまう。ま、雨は上がってしまうだろうから

明日はお父さん。
2012/09/21 間取りと外観
間取り(プランニング)と外観デザインの関係にはいつも悩まされる。

例えばプランニングを依頼されて、お客様の条件でプランニングするだけでしたら比較的早くできま

す(早くと言っても家事動線や採光や通風も真剣に考えるのである程度の時間は必要ですが)。間取り

に外観デザインが加わるとこれが結構難しいのです。もちろんバラバラでは考えずにゾーニングや間取

りを考える際には、外観を考えながらプランニングするのです。できた間取りに寄棟の屋根をかければ

なんとなく街でよく見かける様な家にはなるのですが、弊社に来られるお客様の多くはその様な外観を

望まれていないので、お客様のご要望・イメージにあった外観に極力近づけながら間取りを考えるのが

自分に課せられた役目だと思っていつも設計しています。

 現在プランニングしている計画でもそれで悩んで、時間が掛りお客様にご迷惑をお掛けしています。

間取り・外観・要望されている材料の持つ素材感・周りからどの方向がよく見られるか・エアコンを使

用される場合の室外機の見え方等々。ラフはできているのですが、まだ何か見落としている物があるの

ではないか、近視眼的になって気付いてない事があるのではないかと思いながら、ブルーになっていま

す。こんな事はいつもの事なのですが、稀にプランニングが閃きと共に数時間で終わり、お客様にお見

せした処、一目で気に入って頂き、最後まで殆ど変更無に出来上がる事もあるので、設計というのは面

白く、辞められないんだな、これが。


2012/09/20 調査
今日は昨日行った敷地の法的な確認に市役所に赴く。

土地を昔から持たれている方からすれば、何でそこまでしないといけないの?何故建てられないの?と

思われるかもしれませんが、最近比較的新しい法律に抵触して思い通りに建てられない事があります。

ですから、まず敷地について良く調べ、合法的にできるか、後で施主さまが困ることが無いかと調査し

た上で計画を進めなければなりません。本日の調査で大まかな事は解りましたが、念には念を入れて再

度違う方法で調べようと思います。以前ある計画で役所の方も勘違いをされていて仕切り直しの為に時

間と労力が結構掛った経験があるからです。

 常に新しい法律や指定地域等の変更等の情報に目を配りながら、プロとしての仕事をしていこうと心

掛けています。
2012/09/19 敷地
今日、以前事務所にご相談に来られたお客様の敷地を見に行きました。母屋と離れが2段の敷地に立ち

並ぶ状態。これらを取り壊し新築したいがどうしたら良いかという相談。自分の知識でアドバイスでき

る限りのご説明をして、敷地の法規的な調査を後日報告する約束をしお暇する。帰りの車の中で改めて

思ったのだが、弊社の物件は分譲地の様な敷地で建てるより今回相談された様な土地や山林の中に建て

たりと、若干変わったと言うか個性的な土地で建てさせてもらう事が多い。私としては分譲地も利便性

が良く、すぐに建て始められる土地も良いとは思うのですが、個性的な土地や少し難がある様な土地も

好きだし、設計する場合もなんかワクワクしてしまいます。この度のお客様とはまだまだどうなるか解

りませんが、もう私の頭の中には妄想建築が少しづつですが建ち始めています。

 もし家を建てたい方の中で、こんな敷地無理かなと思って諦められる前や安いけど変形敷地だから土

地の購入どうしようと迷われている場合には一度ご相談ください。
2012/09/18 見学会終了いたしました。
3日間開催致しました完成見学会が無事終了致しまして、本日はドッと疲れが出ています。でも現場は

待ってくれませんので、朝から気を取り直して、図面の作成、メーカー・職人さんとの打ち合わせ、そ

れと現場のチェックと休み無くフル運転です。よくお客様や職人さんから「そのうち倒れるよ」と心配

されますが、逆に忙しく無い方が体が怠くなったり、体調がおかしくなってしまう今日この頃です。

 それにしてもこんだけ動き回っているのに何故痩せないのだろう?何とか20年前の体重と体型に戻

りたい!どなたか良い方法をお教えください。
2012/09/17 『木之庄の家』完成見学会 最終日
今日は『木之庄の家』完成見学会の最終日でした。

朝から少し不安な空模様。

10時から始まり、程なくして本日1組目のお客様、そしてこの春引き渡しをさせて頂いたOB施主様、

そして、また別の初めてのお客様と連続してお越し頂いた。そうこうしている内に4年前お引渡しをした

OB施主様が来られ、しばしその当時の昔話や近況の報告をお互い交わしお昼となる。

昼から雨が強くなり、同じくしてお客様の来場がぷっつり途切れた。

そして雨があがると再びお客様がお越しになり始め、そのまま5時の終了時間まで来場が続き、

3日間充実の見学会を行うことができ、これもこの度の見学会に快く自邸を貸してくださった

U様のご厚意によるもので、感謝しても感謝しきれません。またこの3日間の間にお越しくださった

方々にも、この場を借りてお礼申しあげます。

 見学会終了後U様ご夫妻がわざわざ来られ、出会いからの昔話や、この度の見学会で来場された方々

の感想を報告しお開き。引き渡しの日程を確認して本日の現場での業務終了。

 事務所に帰り、しばし怒涛の3日間を思い返しながらしばし放心状態。明日からの予定を確認して

本日の全業務終了(このブログの書き込み以外)。

 今まで自分のやってきた方向性に間違いの無い事が確認できた3日間であった。

 こだわりの家づくりをお考えの方は、是非一度ご相談に来てください。

 お待ちしております。
2012/09/16 『木之庄の家』完成見学会(2日目)
完成見学会の2日目。今日は10時の開始からしばらく来場が無く、こんな時は気が滅入ってくる。

11時少し前に本日1組目のお客様が来場され、ホッと胸をなでおろしていると、続いて2組目。

そうこうしている内に現在施工中(始まったばかり)のY様が来てくださった。一通り各所を見て頂き

ながら、Y様のお住まいとの類似点や相違点をご説明した後、この場を借りて現場監督の宇根君を紹介

して、しばらく歓談。Y様が帰られた後しばらく来場が途絶え不安に駆られていた処、午後2時をまわっ

た辺りから怒涛の来場ラッシュ。ひっきりなしのご来場に休む暇も無い、説明の連続に喉もカラカラ。

でもこの疲れが心地よい。といってもその気は無い。要するに建物の説明や家づくりの話が心底好きな

事を改めて確認できた。

やはり自分の設計したものに感激して頂いたり、高評価を頂けると本当に嬉しく思います。

また以前の完成見学会で来られたお客様が再度見学に来ていただける事もとても嬉しく思う。

また今日来てくださった方のように、既に他社で施工中であるとか他社で建てられたお客様が、

現在検討中の方の付添いで来場され、弊社の行っている家づくりについて、驚かれたり唸られたり

されるのを見させて頂くと、より一層頑張っていこうという気になります。

明日は最終日、最後まで気を抜かず来られた方に誠心誠意ご説明いたしますので、ご都合のつく方は

是非お越しください。宜しくお願いします。
2012/09/15 本日は『完成見学会』
今日15日(土)は『木之庄の家』の完成見学会の初日でした。

いつもの事ながら、スタートするまでドキドキです。お客様は来てくださるのだろうか?

来てくださった方々はどのような評価をされるのだろうか?等々

と思っている矢先、10時過ぎすぐにお施主様の知り合いの方が見に来てくださったのを

皮切りに、初めてのお客様、現在施工中のお施主さま、設計中のお施主さま、そして既に

弊社で建てられた方等々、お昼時を除いて終日切れ目無く色々な方々に来て頂き、ホッと

胸を撫で下ろすと共に、十分にご説明ができないお客様もいらっしゃっていつもの事なが

ら反省しております。

 取りあえず1日目は終わりましたが、あと2日ありますので、お時間のご都合の付く方

は是非お越し頂いて、弊社の家づくりを知って頂けたらと思います。

それでは現場でお待ちしております。


2012/09/14 明日は完成見学会
明日はよいよ『木之庄の家』の完成見学会です。『備後で建てる家』をご覧になって会社に来られたお

施主様と出会って、1年半。ここまで来るにはいろんな事がありました。今となっては良い思い出で

す。書きたい事は山ほどありますが、とても書ききれません。気持ちよく完成見学会の為に大切で、と

てもお気に入りのお住まいを提供してくださったお施主様の為にも、この見学会を本気で家づくりを考

えていらっしゃる方々の参考になり、役に立って頂けるよう、この見学会を成功に導きたいと思ってい

ます。
 
 前日までの準備は何とか終わり、後は当日の朝から用意して10時から無事開催できるようにがんばり

ます。
2012/09/13 終日バタバタ
ここ数年、お陰様で忙しくさせてもらっていますが、今日(13日)は特に1日中バタバタでした。

朝から現在施工中の住宅現場に赴き、本日からセルローズファイバーの吹き込みをする現場の気を付け

て欲しい箇所の指示と確認、外壁工事の細かな納まりを打ち合わせ。その後地盤補強工事をする現場の

BM(ベンチマーク:建物の高さの基準)の確認と柱状改良体の位置の確認。午前中の最後は住宅の建

築に先立って行っている弊社土木部隊による宅地造成工事の進捗状況の確認でお昼となる。
 
 午後からはやっと図面作成や人に書かせていた図面のチェックをしようと思いきや、竣工間際の現場

から連絡があり、数日前にダメだしをしたオリジナル建具を作り直して来たので、確認してほしいとの

事。一旦現場に出ると、建具の確認だけでなく、気になる箇所の手直しを現場監督に指示したり、職人

さんに取付器具の位置の指示をしたりしている間に気が付けば、もう既に5時前。事務所に帰り明日の

予定等々を現場監督と打ち合わせした後、やっと図面作成等に取り掛かる。1日の疲れが出たのかなか

なか波に乗れない内に午後10時となる。これ以上やっても非効率だし間違いも多くなりそうなので、本

日の業務終了。基本現場の事は監督に任せているのだが、
 
 以前は現場にも出ていた為現場に行くとどうしても長居をしてしまうし、気になる事があると確認の

為に現場に向かってしまい時間が過ぎていくという毎日。

 図面等をお待たせしているお施主さまの顔が浮かんでくる。引き続き頑張りますので、もう少しお待

ちください。宜しくお願いします。

 よし明日も頑張って、15日からの完成見学会に突入だ。と自分自身に言い聞かせる。
2012/09/12 ブログ再開しました。
HPのリニューアルに伴い、ブログを再開さいました。

と言っても、前のHPも忙しさを理由にサボっていたので、

今度こそ、いろんな情報等を発信していけたらと思っています。

是非ちょくちょく見てやってください。

宜しくお願いします。

今週末の完成見学会の準備をちょっとずつ行っていますので、ご興味のある方は
是非お越しください。宜しくお願いします。